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転職

理学療法士が企業へ転職活動をするための予備知識と実践したいこと

理学療法士として一般企業への就職活動や転職を考えている、そう思う人は割と多いもの。実際割合としては極めて少なくなってしまう事もあり、気になりますよね。

そこでこの記事では、理学療法士が企業への転職活動をするという観点から、あらかじめ知っておきたい事、行いたい事を解説していきます。

この記事のまとめは、理学療法士の一般企業求人は希少かつ非公開求人なため、以下の3サイトに会員登録し、情報収集が全て。

そうすれば「あなたの将来の可能性」が大きく高まる事なんです。まずは各サイトで詳細確認してみてくださいね。

マイナビコメディカル

メドフィット リハ求人.com

PT/OT人材バンク

詳細は各HPを参照。必ず3社、こうした転職サイトに登録し、理学療法士企業求人を逃さないようにしましょう。

理学療法士の企業求人は少ない

いきなり幻滅するような言い方になるんですが、理学療法士がいわゆる一般企業に転職することは割と難しめです。それは求人が少ないから。

とは言え、それだけではもともこも無いので、どうすれば企業に就職できるか、何をもとめて企業に転職活動をするか、客観的な視点からお伝えしていきます。

理学療法士が多く働く職場をおさらい

理学療法士の職場として最も多いのが医療機関。つまり病院やクリニックでこれにあてはまる人も多いはず。60%近くがここにあてはまります。

そしてリハビリが必要となってくる介護施設、これがおよそ20%。

つまり80%以上は、こういった職種についている事になりますし、ほぼほぼ、ほとんどの理学療法士がそういった就職先を選択していますね。

選択、というよりも実際求人が多いからという事に他ならない事は言うまでもありません。

そして残りの20%弱・・・ここがいまいち統計上もはっきりしないんですが、企業で働いている人もいるのも事実。

ただやはりリハビリを中心とする施設であることがまず前提にあるので、整骨院などの職場もここに入っている形になりますね。

参考として、以下の理学療法士協会のサイトを是非参考にしてみてください。

統計情報/理学療法士会員の分布(公益社団法人理学療法士協会)

上記、理学療法士の有資格者数からすると1/3程度の統計ですが、おおむね全体にあてはめてもよさそうです。

やはり少ないものの、リハ関連企業や、一般企業という理学療法士が一定の割合でいる事がよくわかるはずです。

なぜ理学療法士として一般企業で働きたいか

これは人それぞれかもしれませんが、理学療法士というリハビリの専門化であれば、やはり病院やリハビリ施設で働くという事、それが「普通」と思われています。ただ企業で働きたいという希望がある。

理学療法士として企業で働きたい、それは、おおむね以下の理由に集約されます。

  • 収入や福利厚生の面で不満がある
  • 身体を痛めるなどで違った仕事がしたい

世の中働き手不足とは言われるものの、30代を過ぎれば未経験で受け入れてくれる企業はなかなか見つからないのは事実です。

「未経験者歓迎!頑張れば頑張っただけ稼げます!」っていう一般企業に入るのも不安満載ですからね。

ただ若ければ若いほど、年収に対する、というよりは将来に対する不安が生じてしまうのも事実。企業求人を探せれば探したいところ。

理学療法士の就職先として少ないからチャンスも

ただ一方、ほとんどの理学療法士が決められた就職先を選択せざるを得ないなかで、あえて企業求人に的を絞って転職活動をしてる人はとても少ないんです。

探せばあるのに、探さない。これだとちょっと損してしまいますよね。

ネットにみつかる求人案内で「企業」と出ていても、どうも違うなというものばかりなので初期の段階で諦めてしまう人が多いんです。

だからこそ、もし企業で働きたいという場合であれば、リハビリの知識や技能を生かしつつ、それを求めている企業というものは一定存在する中、しっかりと準備しておく必要があるんです。

企業で働くと福利厚生などがいい

病院やクリニックなどの医療機関、介護施設だとどうしても年収などの待遇が悪くなってしまいます。それが不安な理学療法士も多いはず。

そういった職場は定期的な昇給がいまいちだったり、退職金なども制度がととのっていなかったり、福利厚生の面では劣ります(大きな病院は除きますが)

「企業」という側面だけで考えれば、企業として運営している介護施設は割と福利厚生・待遇が良いところもあるので、少し考慮に入れる事はしてほしいもの。

ただ夜勤などがないため、やや年収としては抑えられてしまいますね。

どうしても理学療法士として企業で働きたい

未経験で理学療法士の資格関係なしであれば、一般的な転職活動として働くことになりますが、30代以降はやはり先ほどお伝えしたように厳しい側面があるのも事実。

また理学療法士とは言え、一般企業で働くためには、以下の準備が必要。

  1. まずは求人を探す・探してもらう
  2. しっかりとした面接対策
  3. それを通じて様々な働き方を選択

実際、住んでいる地域によっては企業求人がない、っていう事もあります。

それはもう仕方なく、東京や大阪などに引っ越す必要すら出てきてしまい、転職活動どころじゃないですよね。

求人はネットで探すのではなく、探してもらわないと意味がないんです。人気なのでネットに求人広告を出す前に、誰がほかの理学療法士が手を上げます、残念ながら。

理学療法士の企業求人を探してもらう

理学療法士の企業求人を「探してもらう」にはしっかりと転職エージェントに連絡をとれる状況にしておかなくてはダメ。

よくネットで見かける求人サイト、あれには少しからくりがあります。

なぜ理学療法士専門の転職エージェントに連絡をとれるようにしておかないといけないかと言うと、人気の求人は「連絡をとれる理学療法士に優先的に紹介される」から。

少し上でもお伝えしたように、ある企業が理学療法士の求人を出すとして募集を掛けますよね。そうすると人材紹介会社の人を介して募集するわけですが、企業求人は人気が高いんです。

つまり、転職エージェントから直接、企業求人を探している理学療法士に紹介される。

「理学療法士求人サイトに募集ださないの?」と思うかもしれませんが、あれって結構な手間なんです。

会社情報、どんな理学療法士を必要としてるか、年収や待遇、福利厚生、様々な企業情報をデータとしてネットにアップするわけです。

人気ですぐ手を上げる理学療法士がいるのに、そんなことしてたら意味ないですよね。だからもうすぐに、電話で「こういう企業求人ありますが」と直接連絡がくるんです。

くどくどと書いてしまいましたが、要点をまとめると、「直接転職エージェントから連絡をもらえる状態にしておく必要がある」という事。

企業求人も紹介できる理学療法士の転職エージェント?

よく理学療法士向けの転職サイトがありますが、あれも様々。ただ求人をネットに掲載しているだけのところもあれば、しっかり相談・紹介にのってくれるところまで。

よくテレビや電車で「転職ならびずりーち(あえてひらがなで)」みたいな広告を出してる会社もありますが、あれって理学療法士関係ないですよね。意味ないんです。

しっかりと理学療法士に対応した、転職エージェントを利用して、連絡を受け取れる状態にしておく事が最も大切です。

もちろん求人なのでその時の運もありますし、少ない企業求人であるため、時間はかかるかもしれませんけどね。

理学療法士向けにしっかりと対応してくれる転職サイトのエージェントを解説した記事は以下です。

理学療法士転職サイトのおすすめは1社のみ!その理由を徹底解説

上記の記事の結論は、PT求人に特化したサイト選びが必須で、まずは相談から始めましょうという事。

読むのが面倒(いろいろな理学療法士向けの転職サイトを紹介してるだけなので、あえて読まなくても良いかもしれません)な方は以下のサイトからまず会員登録。

PT/OT人材バンク 公式サイト

しっかりと転職エージェントと相談できる体制をとっておきましょう。それが理学療法士として企業に転職する一番の近道なのです。