薬剤師と就職・転職活動

薬剤師転職サイトの仕組みと利用前に注意したい事

ちょっと闇の部分なので、さらっとしか書けないんですが、転職を検討してる薬剤師なら少し、いやかなり注意して欲しい事を注意喚起。

正社員かパートかに関わらず。また、すでに転職活動している薬剤師も理解しておいてもらいたい事なんです。

基本は「仕組み」についての解説記事。ただ損をしてしまう事になりかねないから気をつけて欲しいんです。

まず薬剤師転職の現状

薬剤師の転職サイト、転職する人は基本みんな利用しています。もちろん、薬剤師会つながりで人のコネとかなら別ですけど。

なぜなら、薬局・ドラッグストアのホームページ経由で就活する人はいないですよね。それだと他社との比較ができないし、年収などの条件交渉すら出来ないですしね。

「転職サイトを使って転職活動する」それは前提なんですが、少し闇の部分があります。それは、私が薬剤師採用をしてる側だからこそ知ってる事かもしれません。

知らなきゃ良かった、こんな薬剤師転職サイトの仕組み、、。

まず私自身、薬剤師なら誰でも名前をしってる大手チェーンで採用担当(もちろん一人でじゃないです)をしています。

さて、よく薬剤師転職サイトの広告なんかで「複数登録がおすすめ」って書いてあるんですが、あれって私自身、意味が無いと思っていました。

なぜなら、一番は電話連絡が面倒になるし、何社も紹介されては困ると思っていたから。ひとつの転職サイトを使えば薬剤師求人なんて幾つもありますしね。

過去に私が転職活動した時も、当然、1社か2社程度しか利用してなかったです(ちなみに5回くらい転職してます)

そんな認識が変わったのはここ数年。採用する側にまわってから。

2020年現在、よく「東京では薬剤師が充足してきた」なんていう意見も聞きますが、半分本当で、半分はでたらめ。

具体的に言うと、特に若い人が住むのに人気のエリア(目黒や杉並あたり)では、相当に薬剤師は充足してます。

特にパートなど、「薬剤師っていう資格」だけだと簡単には転職できず、結構厳しいエリアです。正社員でも、年齢によっては厳しめ。

一方、比較的「若い人が住むのには人気のない地域」であると、全然薬剤師採用がはかどりません。ほんとに、厳しいですね。同じ「都内23区」でも、ずいぶんと差があるのです。

「人気が」っていうとかなり語弊があるんですが、家を建てたりするには地価が高すぎるけど、賃貸などで若い人に人気のある地域という意味です。

薬学部卒業後、東京で一人暮らしをする薬剤師が多いような人気の地域だと、近場での転職先探しが難しめだという事。

まぁそんな細かい話はどうでもいいんです。

ただ、まだまだ薬剤師不足は続いているという事は理解しておかないと、転職の際に不利な条件で決めてしまう事があるので注意喚起です。

薬剤師転職サイトの仕組みと事情

さて、「薬剤師採用がはかどらない」とどうなるか。当然のことながら、薬局運営に支障をきたします。

きたしてます(笑)

人材不足であれば、既存のスタッフの負担が増えて退職の原因となってしまいますからね・・。無理にでも、採用掛けないとダメになります。

無理にでも薬剤師を採用したい・・どうするかと言うと、転職サイトへの紹介料率を上げちゃいます。

これは私が在籍してる会社のような大手チェーンに限った事かもしれないので、あまり詳しくは、大人の事情で書けません。もちろんググって分かる事でも無し。

知ってる人もいるかもしれませんが、転職サイトは「転職したい薬剤師を薬局やドラッグストアに紹介する」事を通じて、紹介手数料を会社側から得て、利益になります。

これは悪い事でもなんでもなく、だからこそ転職したい薬剤師は、無料で手厚いエージェントのサービスを受ける事ができますよね。

例えば薬局見学や面接に同行してくれたり、会員限定のサイトを運営したり。これって結構人件費や保守費用が掛かるサービスなんです。

そしてその薬剤師転職時の紹介手数料、これが転職サイト側の利益となるわけですが、会社側から転職サイト側に払う金額を「上げる」事ができるんです。

支払う紹介手数料を上げる。

会社側としても費用が掛かるから、このご時世そんな事はしたくない。ただ既存スタッフの負担を考えると、やむなく早く採用をしなくてはいけない場面が出てきます。

イメージでいうと、年収500万円で薬剤師を採用したい場合、通常の紹介手数料が100万円であるものを150万円にするなど。

するとどうなるか!!

転職サイト側から、「優先的に」人材を紹介してくれます。つまり、自分の会社に薬剤師を紹介してくれるんです。

優先的・・っていうのは結構控えめな表現で、転職したい薬剤師に「いま紹介できる求人はここだけですね」っていうレベルまで対応してくれるケースもあります。

地域や時期によるんですけどね。

転職サイト側もやっぱり利益を確保しないと運営が出来ないですし、実際に多くの薬剤師転職サイトは過去に潰れました。もしくは転職支援事業から撤退しています。

薬剤師転職サイト選びの注意点

じゃぁどこの転職サイトがいいのか?っていう部分なんですが、これが結構難しい。

なぜなら大手の転職サイトほど利益を重視しますし、逆に小規模も営業に必死です。どこがいいとは一概に言えない部分もあるのです。

つまり、実際に使って見て、1ヶ月程度サービスを受け、イマイチなら利用を辞める。それしか方法はないんです。

【イマイチ】担当者の質がよくない、対応が悪い(これは人の問題で運です)。そして、求人紹介が限定的(大手チェーンなどに紹介手数料を上げられている可能性がある)

だから転職サイトを1社しか利用せずに転職する、そんな場合、運が悪いと全く自分が思ってるような転職ができなくなります。

結構ひどい話で、転職って人生が掛かってますからね。

やみくもに登録するのも面倒ですが、必ず2,3社程度利用し、よりよい求人探しに役立てていくっていう事が、必ず大切になってくるのです。

複数登録が大切っていうのは、薬剤師だけに限りません!例えば、医療系でリスジョブっていう大手の転職サイトですが「複数登録が大事」って書いてあるんです。

公式サイトにこうした記載があるんですから、薬剤師の転職に限らず、どの業界も同じなんですね。

都心部ですらそうなんですから、地方などは言うまでもないんです!

転職を考えてる薬剤師からすれば、ほんとは電話とか面倒(会員登録のメールアドレスすら面倒)なんで、1社で済ませたいところなんですけどね・・・。

電話やメール連絡っていうか、いまはショートメールの方が多いかな?

そんな訳で、さらっとした記載でしか書けないんですが、そういった事情を加味し、薬剤師は転職活動をしていって下さい。

複数登録なんて面倒ですが、転職失敗する方が100倍疲れます、、、

【参考】採用目線で私が推奨したい薬剤師転職サイト

▼まずはこまかな説明不要、職業紹介優良事業者である、マイナビ薬剤師、そしてファルマスタッフは必ず利用したいところ。

 

https://pharma.mynavi.jp/(マイナビのサイト)

https://www.38-8931.com/(ファルマスタッフのサイト)

2社とも、薬剤師からの評価が高いですね。

本来ならこの2社だけでOKですが、後悔しない求人探しには以下から1,2社使う方がベスト

例えば、リクナビ薬剤師ファーマキャリア薬キャリなどを利用するとしっかりと求人を探す事ができます。

学生向けなら、リクナビのみで大丈夫。

https://rikunabi-yakuzaishi.jp
リクナビは、とにかくサイトが使いやすく、自分でも求人を探し易いです。

https://pharmacareer.jp
ファーマキャリアは、特に年収を上げたい正社員向けですね。

https://pcareer.m3.com
求人数という部分では、一番かもしれません。

こうした薬剤師転職サイトを使い、しっかりと求人を探してもらいたいところ。

複数利用して、自分に合った薬局・ドラッグストア・企業求人を紹介してもらい、しっかりと情報収集。

面倒ですが、ただ転職は人生の一大事。こうした部分はしっかり把握しておいてください。少々こぼれ話でした。

でも薬剤師の転職では、結構大事なことなんですよー。

薬剤師採用担当のおすすめ
【2020年3月27日追記】
以下、のんびりと「おすすめ求人サイト」なんて紹介していたんですが、この状況下、かなり薬剤師求人が減少してしまいました。

なぜなら、薬局の経営が患者数減によって一時的に極めて悪化しているため。

目安として9月末まで位に転職を考えている薬剤師なら、「おすすめ」なんて関係なく、複数の求人サイトに登録しておかないと「就職先が見つかりづらい」なんて事も。

損は無いので3~5社程度には登録し、会員にしか紹介されない非公開求人から、あなたに合った求人探しをしてもらいましょう。

https://pharma.mynavi.jp/
(マイナビ薬剤師)

https://www.38-8931.com/
(ファルマスタッフ)

https://rikunabi-yakuzaishi.jp/
(リクナビ薬剤師)

https://pharmacareer.jp/
(ファーマキャリア)

https://pcareer.m3.com/
(薬キャリ)

マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師は、薬剤師が転職を考える上では切っても切れない会社。
調剤薬局や、調剤併設ドラッグストア求人に強く、働きやすい職場探しが出来ます。もちろん、担当者さんのサポートも抜群。
◆厳しい基準をクリア◆
人材紹介会社全国約2万社のうち、40数社しか認定されていない「厚生労働省委託事業 職業紹介優良事業者」に認定されています。
総合評価
どんな求人?薬局、調剤併設Dgsなら利用必須。正社員・パートとも厚待遇。
強みいつか転職を考えてる初心者にも対応◎
弱み病院の求人は少なく、派遣も取り扱いなし

公式ページ

ファルマスタッフ
ファルマスタッフは、親会社を日本調剤に持つ、薬局求人に非常に強い、薬剤師転職サイトです。
派遣薬剤師としても働けることから、全国的に薬局求人には大変強く、そして年収を上げるための転職にはぜひ利用したいんです。
◆厳しい基準をクリア◆
マイナビ薬剤師と同じく「職業紹介優良事業者」に認定されています。この認定を受けているのは、薬剤師転職サイトでは、この2社のみ!
総合評価
どんな求人?薬局への転職で年収を上げたい人に。
強み親身なサポートが親切。派遣で働くにも◎
弱み病院、企業の求人に弱い

公式ページ

リクナビ薬剤師
リクルート社が運営する、薬剤師の転職サイトで、薬局から企業まで幅広く探せるのが魅力。
比較的「自分でも求人情報を探しやすい」という事もあるので、マイナビ薬剤師かファルマスタッフ、いずれかと併用する形がベスト。
◆リクルートならではの求人◆
企業からの知名度は、リクルートはNo.1。つまり、リクナビ薬剤師にしか無い非公開求人を見つけられる可能性が高いんです。
総合評価
どんな求人薬局、Dgsはもちろん、企業まで幅広い
強みリクルートならではの転職ノウハウが◎
弱みサポートは弱いが、逆に30~40代向き

公式ページ

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