社会福祉士として働いている今の仕事、もう辞めたくなってきた。なんなら、社会福祉士以外で働くことすら考えてしまう。
あなたはどういった不満や悩みを抱え、そうした思いを抱いていますか?
どんな仕事でも案外悩みって共通なもので、よくあるのは以下のケースです。
- 人間関係の悩み
- 給料が低すぎる
- 仕事が面白くない
逆に言うと「人間関係がよく、十分な収入を得ることが出来、仕事も興味を持って取り組めている」のなら、社会福祉士辞めたいなんて思わない人が多いのではないでしょうか?
「でもそんな職場に巡り会えるなんて、運ゲー過ぎる、、、」と思ってしまいますよね。確かに求人探しはとても難しいです。
特に社会福祉士の場合、資格を十分に活かせる仕事を探すのは難しいケースもあります。それはなぜでしょうか?
社会福祉士を辞めたいと思う原因は?
もう辞めたい。そう思いスマホで「いい求人が無いかな」と思っても、社会福祉士の場合はなかなか見つけられませんよね。
その原因としては「社会福祉士としての独占業務がない」という理由が大きく影響しています。
つまりせっかく「社会福祉士の求人を募集しているな」と思っても、よく条件を読むと「社会福祉資格保有者ならなお可」など記載されているケースが多いからです。
資格を十分活かせる仕事なのか、それとも持っていれば多少優遇しれくれるレベルなのか、そのあたりで上手に求人探しが出来ないと、社会福祉士資格に対する価値を低く感じてしまうのです。
社会福祉士の需要は大きいものの、求人が多く出ていても、目にする求人がそんなのばかりでは、社会福祉士はもう辞めようか……となってしまうのも仕方が無いことですね。
年収が低い、人間関係に悩んでる、そういった場合、特にそんな悩みが生まれやすいと言えるでしょう。
社会福祉士を辞めるのは簡単。でもその前に対策を考えてみる事
今の仕事で十分に社会福祉士資格を生かしきれていないのなら、もしかしたら資格を生かした仕事を諦める事も考えてしまうかもしれません。
一例として、病院ではたらくMSWであれば、収入が著しく低ければ「生活」ということを考えると他の仕事も考える必要があるかもしれませんし、他職種との関係性の中で仕事が上手くいかなかったり、利用者さんとの中でトラブルがストレスになるケースもあるでしょう。
まず大切なのは、あなた自身、何が一番不満に思い「社会福祉士は辞めたいな」と思ってしまっているかという事。
それを解決できるようなあなたに合った求人があれば、社会福祉士として、また社会人として将来に渡って働くことが出来ます。
新卒であれば「どうしても病院で働きたい」と思う人もいるかも知れませんが、きっとこの記事を読んでるあなたは、理想と現実、あるいは生活(収入)と仕事のバランスなど、より切実に仕事について考えているはずです。
社会福祉士を辞める事は簡単です。他の業種にチャレンジするのも悪くない事です。
でも諦める前に、少しポイントを絞りつつ、あなた自身にあった求人探しをしてみてはどうでしょうか?
辞めると考える前に、自分に合った求人探しを
まず綺麗事抜きに「年収」「時給」というものは大切にしたいところ。
いくら社会福祉士として働き甲斐がある仕事だって、収入があまりに低いのではモチベーションもいずれ下がりますし、特に20代、30代であれば、将来設計にも影響が及んできます。
この辺を勘違いしている人がたまにいるのですが、、、「収入がよい=働き甲斐が無い」ではありません。逆に病院ではありがちですが、「収入が低い=資格を活かせてやり甲斐がある」でもないのです。
病院だって経営状況のよいところであればしっかりとバランスの良い給与が出ますし(とは言え病院はやはり全体的に低め)、もっと収入を上げたいのであれば、施設の相談員などもあります。
人間関係の悩みであれば、これはもう職場を変えれば済むことなので、転職というのはとても有効になってきますね。
まず大切なのは、あなた自身にあった求人、今の不満や悩みを解決してくれる求人があるかをしっかり情報収集すること。
しかし、上述したとおり、自分で探したのでは思うような求人に巡り会えるのは難しいのです。
そのため「自分の希望を伝えた上で、しっかりと求人紹介してくれる」求人サイトを利用する事が最善となります。
利用の際の注意点としては「1年後に転職したい」などでは「いつも募集してる求人」しか紹介してくれません。半年以内を目処くらいに転職活動をすすめていけば、いい求人に巡り会えるでしょう。
社会福祉士がしっかり利用できる転職サイトは少ないものの、「ミラクス介護」と「マイナビ」を中心とし、もし福祉施設で相談員業務でも年収が上がるなら働いてみたいというのであれば、しろくま介護ナビ
を利用するのがおすすめです。
※3社とも利用する必要はなく、サイトを見てよさそうな2社程度で十分です。
社会福祉士という資格を辞めてしまう前に
辞めるのは簡単です。違う業種に挑戦するのも、それは人生の中にあっていいことです。
ただせっかく取得した社会福祉士。もう一度その資格を活かす方向で考えてからでも損はないはずです。
辞めたいと思ってしまうのには、人それぞれ理由があるものの、それを解消出来るような職場は必ずあります。
転職活動を通じ働き方を見直してみる事、それこそが「社会福祉士は辞めたい」という考えを考え直す事が出来る、そう思える近道なのです。