薬剤師と就職・転職活動

薬剤師が転職で年収上げるのは難しくなったのか?

これまで薬剤師って、新入社員でその場で働き続けるより、転職すると一気に年収が上がる事がほとんどでした。でも難しくなってしまったんでしょうかね。

コロナ禍の影響で、2020年度の決算は、ほとんどの薬局・病院など、かなり厳しい売上・利益になりそうです。

本来なら最終追い込み、つまり1~3月ってインフルやら花粉症やらで繁忙期ですけど、そういった患者さんもかなり減るでしょう。インフルはほぼ患者さんいないですからね。

2020年はかなりイレギュラーな1年でしたが、もうしばらくは病院への受診控えも続くだろうし、こうした傾向は続くかもしれませんね。

そういう状況下、薬剤師が転職で年収を上げるってのは難しくなってしまったのでしょうか?

結論から言うと、かなり上手に転職活動しないと、薬剤師が転職で年収を上げるのは結構難しいです。あとは年齢という部分も大きく影響してきます。

薬剤師年収の相場が落ちて転職で年収が上がりづらい

いきなり結論ですが、薬局・医療機関の経営状況が悪い所が多くて、薬剤師が転職で年収を大幅に上げるのは「厳しく」なりました。

今、転職で年収が上がるのはかなり限られた薬剤師。

ざっくり言うと20代の若手薬剤師で、今の年収が400万円台。そして、転職先は中小のチェーン薬局かドラッグストアといった所に絞らないと難しいです。

調剤併設ドラッグストアは業績が良く、採用も安定している

大手チェーン薬局から大手チェーンへの転職だと、年収はスライドでほぼ上がる可能性は低いですね。30代以降だと、年収が下がるのも覚悟しないとダメです。

もし転職で年収を上げたいなっていう場合は、中小規模の薬局か、ドラッグストアに的をしぼると可能性がぐっと高まります。

もっとも、大手チェーン薬局とかでは「働きづらい」といって転職する薬剤師が多いです。そのため、そもそも薬剤師の転職傾向としては、地域密着型の薬局に転職するケースが多いですね。

大手チェーン薬局に転職すると年収上がらない?

本当は、というか、2019年までであれば大手チェーン薬局への転職でも年収アップは十分可能でした。

新卒薬剤師として大手チェーン薬局に入社するより、転職で大手チェーンに入った方が年収はグッと高くなります(これまでは)。

ただ、業績の悪化にともなって、高年収で採用するという事がめっきり減ってしまったのです。

これは「今」に限った事なので、例えば2年後にはまた転職者の方が年収が高くなるという状況に戻る可能性はあります。

ただ現状であれば、収入面を考慮すると、中小規模の薬局のほうがベストです。

理由としては、中小規模だと新卒採用がほとんど出来ないので、中途で薬剤師を採用するしかないため。

大手はどんどん新卒薬剤師が入ってきますからね(そしてブラックと気付き一定の割合ですぐ辞める)

なので、いくら年収にこだわらないと言っても、やっぱりお金は大事です。今だけじゃなくって、将来の生活もありますからね。

そのため少なくともコロナが落ち着くまでは、転職先として選択するのは地域密着型の薬局を選択するのがより良い選択になってきます。

ちなみに「働きやすさ」という部分で考えてみても、大手チェーンよりは少し規模の小さい薬局のほうが「働きがい」を感じられるのでおすすめです。

絶対に転職で年収が上がらない薬剤師は?

世の中に「絶対」なんて無いので、言い切れはしません。ただ、おおむね以下のような薬剤師は転職で年収アップはまず無理です。

  • 年齢が50歳以上
  • 現在の年収が700万円以上

年齢については「そうかも」と感じる薬剤師もいると思うんですが、だいたい年収700万円は、頭打ちする年収です。そのため、これ以上上げるのは相当難しいです(ただ、地方勤務可だと話は変わりますが)

調剤未経験でも薬局への転職は可能ですが、初めから年収600万などは現状は厳しくなってしまいました。2019年位までだったら可能だったんですけどね。

調剤未経験だって探すと薬剤師求人はある

ただ、薬剤師という資格がある限り、「やる気」があるなら少しは望みもあるので、調剤未経験でも一度相談(後述)してみても良いかもしれませんね。

ちなみに「やる気」って抽象的ですが、例えば在宅専門でガンガン働きますとかです。なかなか休みが取りづらい働き方なんですが、その分嫌になってしまう薬剤師も多いのです。

ただやり甲斐はあるのが在宅業務なので、「在宅中心に取り組みたい」という姿勢があれば、「ぜひうちで働いて欲しい!」となるケースもあるはずです。

調剤経験が豊富ならば、そうした面を積極的にアピール出来るならしたいところ。

※いま在宅特化薬局などで働いていると、忙しすぎて転職したいっていう薬剤師もいるはずです。環境によっては休みが取りづらいですからね。

でもその経験で「これから在宅に取り組みたい」募集先には大きなアピールポイントになります。在宅業務のノウハウがあまり無いからです。

外来を中心にしつつ、月に数名在宅を取り組めるだけでもとても転職活動に有利です。

しかしどうしても年齢の部分は影響があるので、転職活動していく中で、多少は妥協するという事も必要になってくるかもしれません。

20代、30代の薬剤師にとっては影響は少ないかもしれませんが、以前のように50代でも積極的に募集している状況では無くなってしまったのは注意が必要です。

むしろ逆に、若手薬剤師には有利な状況になった、とも言えるかもしれません。50代の経験豊富な薬剤師と同じ土俵で転職活動する事が無くなったからです。

「薬剤師が転職で年収が上がらない」のを回避するために

転職活動って、結構下手な人もいます。本当だったら年収600万円で転職出来たのに、500万円で転職してしまうなどです。

これって転職で年収が上がらないというよりは、薬剤師という資格を生かしきれてないということ。

何回も転職を繰り返していれば「転職活動のコツ」みたいなものも分かるんです。でも、そんな経験はあまりしたくない薬剤師が多いでしょうし、出来れば「安定した」ところでずっと働いて行きたいですよね。

別に年収にこだわりが無くったって、今の職場が嫌で転職したい薬剤師だっていっぱいいます。20代、30代なら、「前給考慮」という形で遜色無い条件で転職が出来る可能性も高いです。

お金にこだわり無く、転職で年収が上がらなくたって、少なくとも「同じ年収くらいは欲しい」のが誰しも本音です。なぜなら、モチベーションに関わってくるからです。

極端な話、あなたの実家が裕福でお金に全く困って無いとします。でも薬剤師として時給1,000円で働けるかといったら、まず無理なはずですよね。

年収を大きく上げるのは難しいのが現状。でも、月3万程度収入が増えるだけでも、生活ってかなり変わってきますよね。趣味に使えるお金が増えるだけでも、ゆとりが出来るものです。

以前のように転職で年収が100万、150万上がるというのは厳しいかもしれません。でも年収が50万円上がる事だって、大きなインパクトは無いかもしれませんが、割と生活には大きな影響が出てくるのです。

お金にそんなにこだわりが無くたって「今の仕事がつらい」「人間関係悪い」そう思って転職がいつも頭をよぎるなら、我慢してとどまる必要なんか全くありません。

年収と今の働き方の両面から見る

薬剤師が「年収を上げるためだけの転職」は厳しいのが、今の時期かもしれません。

ただ、他にも転職したい理由があるのなら、働きやすい環境に変える事は、結果として将来を考えた選択になりますよね。

やり甲斐の無い仕事、ノルマ、人間関係。運が悪く、そういう職場で働いている薬剤師もきっといるはずです。

それならば、まずは働きながら(※保険として今の職場を残しておく)でも、自分に合った求人が無いか探してもらう事で、新たな道も必ず見えてきます。リスクの無い転職活動を取る事が大切になってくるのです。

「薬剤師はもう転職で年収は上がらない」のは、一定数の薬剤師には当てはまります。ただ、あんまり低い年収なら「普通の水準」には普通に上がります。

病院から薬局に転職すればかなりの確率で上がります。大手チェーンから中小薬局も同様です。仕事で悩んでるなら、まずはタイムリーな情報収集が不可欠となってくるのです。

この記事のまとめ

薬剤師でも年齢が高かったり、現在年収に恵まれていると、収入アップはとても厳しいのが現状。

そのため若手薬剤師の募集が中心になっているので、20~30代はチャンスあり。ただし、働きながらの転職活動がベター。

人気求人は「非公開求人」という形ですぐに埋まるので、正社員求人の多い転職サイトに登録し、まず求人探しをしてもらう事がポイント。

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