薬剤師と就職・転職活動

「薬剤師はいま転職しない方がいい」という無責任な発言に惑わされない事

「薬剤師はいま転職しないほうがいい」

側面的にはそうかもしれません。なぜなら求人数が減ってる、薬剤師を募集している調剤薬局やドラッグストアが減っているから(薬剤師が特に集中している東京だけですが……)

つまり確率的に言えば、これまでよりも「年収・条件の良い求人」に巡り会える可能性が減った事になりますよね。

単に年収を上げたいとか、もっとやりたい事をとか、それを転職で簡単に叶える事は難しい局面になってしまったのは事実です。

そういった事を踏まえ、安全な立場にいる薬剤師は言います「今は転職しないほうがいいよ」と。

でもね、それって無責任の極みだと思うんです。

もし目の前に人間関係がつらくて逃げたい人がいたら、、、そういう薬剤師にも同じ事が言えるだろうか?

「転職するのは良くないぞ、我慢した方がいいぞ」と同じように言うのだろうか。たぶん、言わないはず。

「今は転職なんて絶対しない方がいい」あくまでネット上の書き込みならまだ受け流す事もできますが、現実で相談されたとしたら、とても心に寄り添った言葉とは言えないはずです。

将来は大切だけど、今苦しんでる事を解決する事こそが全てなんです。むしろそれこそが「将来」を考える上で最も大切な事。

確かに東京都心部に住んでいて「年収を上げたいから転職」っていう単純な理由で仕事を変える事は辞めた方がいいです(病院から薬局なら上がりますが)。

確かにどんどん転職して大丈夫っていう状況ではありません。「安易な転職」はしない方がいい、それは確かな事です。ただそれはいつだって同じ事。

でも薬剤師が転職する動機で多いのは、やはり人間関係が多いのが現実です。これは半年経とうが、何年我慢しようが、解決する可能性が無い事も多いのが現実です。もし暇な職場になってしまっていたら、なおさら関係悪化する可能性だってある。

人間関係に疲れ心身を壊してしまうくらいだったら、私はどんどん転職した方がいいと思っています。それを否定する人は、無責任でしかありません。

人生においては「逃げた方がいい」っていう場面は結構出てきます。そして殆どの場合は、我慢するより逃げた方が得策です。

逃げられず、壊れてしまった人も多く見てきました。我慢して解決出来るような事って本当に少ない。自分が強くなんて簡単にはなれない。

薬剤師求人は減ってはいるものの、無くなってるなんていう事はありません。次の職場が見つからないなんて事は無い。

むしろいま求人を出している薬局などは比較的業績がいいところ。赤字だったら募集出来ないですから。

ただこれまでは転職で年収600万円を提示してくれたものが550万へと下がる状況にある、それは仕方のない事かもしれません。

だから単に「条件が悪いから転職」はおすすめ出来ません(※正社員薬剤師なのに年収400万そこそこなどは論外で、しっかり上がります)

でも本当に今の仕事がつらい、苦しんでるのであれば目先のお金はそもそも関係の無い事だと思うんです。環境を変える事は、自分の人生をより良くするために大切な事。

だから、「今は絶対に転職しない方がいい」という理屈は、意味が分からないし、真に受けずしっかり手段として持っておいた方がいい。働きながら転職活動すれば良いだけの事なんです。

「薬剤師はいま転職しない方がいい」それは、自分が安全な所にいるからこそ言える、無責任な発言です。

そういった言葉に惑わされ無い事こそが、自分自身を守るために一番大切なのでは無いでしょうか。

【この記事の要点】

1.仕事がつらいなら「転職しない方がいい」という助言は真に受けず、働きながら転職活動すれば全く問題はない。

2.東京都心部に限ると単に年収目的の転職はうまく行かないけれど、病院からの転職であれば充分年収も上がる。

3.ショートメールなどで求人情報を送ってくれる、「マイナビ薬剤師」などで情報収集するのが最善策。

まず情報収集すること。それで、数ヶ月先の未来が大きく変わりますよね。

いまの職場が「いい環境」なら、転職しない方がいいに決まってます。でも仕事に行きたくないなら、しっかり環境を変えてみましょう。

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