薬剤師と就職・転職活動

薬剤師新卒1,2年目で辞めた体験談|転職していいのか悩む必要はない

新卒で入った会社。それなりに就職活動もした。まだ薬剤師新卒1年目。

でもいろんな事情でもうこの薬局・ドラッグストアや病院で、薬剤師として働く事は正直厳しい、転職したい。

そんな風に考えてしまう事は、みんなそれぞれ、色んな事情で起こりますよね。

私自身、新卒1年目で転職、2年目でも転職、3年目でも転職しています(笑)4回転職を繰り返し、そこからは転職していません。今は15年程度、同じ会社。

人間関係がよくない、しっかり教育してくれない、上司の怒り方がきつい、収入が悪すぎる。でもそれが普通の事かと思っていたけれど、最近はストレスで体調も良くない。残念ながら、それはよく聞くはなしです。

そしてそれがおかしな状況であっても、特にあなた自身が社会人1年目、2年目では以下のような考えに偏りがちです。

「それが社会では当たり前の事なのかもしれないし、仕方無い事なのかもしれない。ただ、自分が弱いせいで、仕事が辛いのかもしれないな・・・。」

まったく違います。そう考えてしまうのは社会人経験が浅いと仕方ない事ではあるのですが、逃げ場が無くなってしまいます。

少なくとも体調に支障が出る、精神的にキツイようであれば、普通の環境ではないと思って間違いありません。

また「収入面」も、働き始めるとやっぱり現実問題、転職して月5万円上がるならそちらの方がいいと感じてしまうケースもありますよね。

そこで私の過去の体験談、今の薬剤師採用の立場から、そういった状況でどう対処すればいいか、お伝えしていきたいと思います。

なお結論から言うと、社内で相談しても薬剤師不足なので「なんとか理由をつけて引き留められるだけ」です。

「パワハラ気味の職場」「研修が微妙」「もう一人薬剤師」「人間関係が悪い」など、聞いていた話と違い、少し不信感みたいな事を感じませんか?

将来あと何十年も働く必要があります。「若いうち」に早めにいい求人探しをした方が結果として損が少ないです。

つまり、5年後に働いている姿はとても想像出来ないなら、1年目、2年目など早い時期の転職するのが得策なのです。

そもそも、転職って悪い事じゃありません。頭の古い人に振り回されない事が大切。過去にSNSで話題になったツイート。

「薬剤師1,2年目でもう辞めたい」とかは、残念ながら運が悪く就活ミスってます、採用は綺麗事しか言わないので。入社早々に「やばいかも」と感じたなら、言うまでもないです。

でもまだ若いうちなら100%挽回が可能なので、早めに転職を考えが方がいいです。なぜなら1,2年目なら「第二新卒」という、ほぼ新卒と同じ区分で再就職出来ます。

※ただし、転職活動して「いまいちだな」と思ったなら、転職しない選択肢を持つ事も大切。

そもそも相変わらず薬剤師の求人って多い。そして、20代の薬剤師は、非常に需要が高い。若さは今だけの武器なんです。

私は薬局で採用してますが、40代で経験豊富な薬剤師より、20代で将来性ある薬剤師を採用します。変な考えに「染まってない」から既存の職場に溶け込みやすいんです。

まず自分の不満を解消出来る求人があるか相談してみる。働きながら、3ヶ月を目処くらいに緩く転職活動したっていい。

しかし、なぜか悩んでいても若手薬剤師は行動に移せず、いつか心身が疲れ切ってしまいます。我慢すればなんとかなる……そう言い切れませんよね。

辞めたいなら、1,2年目薬剤師は転職しやすいのですから。

この記事の結論から言うと、一番大切なのはあなたの薬剤師としての不満や悩み、希望の働き方を、キャリアアドバイザーに相談する事。

転職活動は、ただ求人紹介してもらえば良いという訳ではないからです。

将来の事、そしてあなたに合った求人があるか最大手の「マイナビ」で相談・求人紹介してもらう事が一番の近道です。

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(※初めての転職で利用する薬剤師が一番多い)

20代のうちに転職しないと、手遅れになって後悔します。将来、家庭を持ったりすると非常に転職しにくいからです。

余裕のあるときにこそ、転職活動はするべきです。

1年目、2年目という、若くて薬剤師としての需要が高い年代に転職し、働きやすい職場に身を置く事は将来設計も含めて大切ですね。

薬剤師以外の職種でも1年目で辞めてしまう人はいる?

特に医療系であると、人手不足も相まり、新卒1年目で退職してしまうという方は一般企業と比較してとても多いのが現状です。

例えば同じ医療職である看護師。医療職は就職してみないとその現場がどのような雰囲気か残念ながら分からない事も多く、辞めてしまう方は多いのです。

薬剤師も看護師も人材不足世界。心身を壊してまで無理してそんな職場で働き続ける必要はありませんよね。無理して働く事は「社会的に注意喚起」もされています。

医療職に限らず新卒1年目の退職者は多い

とはいえ医療職に限らず社会一般、やはりさまざまな事情で、新卒1年目で退職する人はかなり多いのです。

ちなみに、社会人1年目で退職して就職活動をあらたに行う人を「第二新卒」と呼びます。第二新卒専門で就職支援をしている会社もあるほど。一般的なんですね。

第二新卒者は、新卒と比べて決して価値が劣る人材という訳ではありません。採用する側としては全くの未経験ではなく、少しの研修期間を他社で行ってから入社してくれるので、人気の高い人材なのです。

ちなみに薬局・DS業界であっても、多くの学生は大手チェーンか病院に就職するという事もあり、比較的大手であっても「有名」でなければ薬剤師採用に苦しんでいるところが多い現状です。

そのため即戦力の経験者を高年収を提示して無理して採用するよりも、まだまだ未熟でも、やはり若手の薬剤師を採用し、長く安定して働いてもらいたいのです。

とは言え辞めるのは勇気がいるし、いろいろ不安だ。

よく3年は我慢して働いた方がいいと言われているし・・。そう考えているあなたに、1年目、2年目など、比較的早い段階で辞めるメリット、そしてデメリットをお伝えしていきます。

薬剤師新卒1年目、2年目で退職するデメリットは何?

これは大きいようで小さいデメリットだけですが、周りの人から「1年目、2年目で辞めたのか」と思われてしまうことです。

多少は企業説明会などに足を運んで決めた会社。周囲や親にも伝えてきめた会社。すぐ辞めたのか、と思われるのは少し微妙ですよね。そう「微妙」なだけなんです。

ちなみに私ははじめの4年で4回転職しています。さすがにちょっと多すぎですね(笑)経験談は以下の記事に記載しています。

確かに回りから「3年は勤めた方がいいよ」というお決まりのセリフは良く言われ、そのたびにムッとしていましたが、それはその時、一時のもの。

あなたが今無理して我慢(心身を壊してまで)働くための理由としては、ほんとうに些細で小さな事なのです。

私自身、3年など無理して同じ職場で我慢して働くよりも、色々な職場で違った人と、違った仕事をするという、また様々な経験が出来たのは、今でも大きな財産となっています。

繰り返します。あなたの周りのごく一部の人はそういう古い価値観で物事を見る人もいるかもしれませんが、社会の中ではごくごく普通の事で、第二新卒として就職活動すること、それはごく一般的な事なのです。

確かに一流大学を卒業し、一流企業に就職したのであれば話は変わってくるでしょう。

ただ薬剤師として働いていくのであれば、デメリットは上記のように無いと考えて大丈夫です。もちろんその後の社会人生活での不利益(もし組織の中で昇進などを考えているのであればそういった点で不利な扱いを受けてしまう事)も全くないのです。

薬剤師新卒1年目、2年目で転職するメリットはあるの?

あなたが様々な事情で退職を考えている中、退職する事に大きなデメリットがないだけで十分だとは思いますが、考えられるメリットも挙げてみましょう。

「つらいからやめる」だけでも理由としては十分な事なのですが、やはりメリットがあった方がやはり次のステップに進みやすいのは事実ですからね。

ここでは以下に4つ、挙げてみたいと思います。

1.会社じゃなく、職場に就職できる

新入社員はほぼみな、株式会社〇〇や☓☓病院、という形で就職活動し入社してきます。そこで1ヶ月程度研修を受け、配属。つまり会社の指示で配属されます。

これはごく一般的な事ですよね。

ただ転職となると全く事情が異なります。あなたの勤務希望地から募集が掛かっている薬局を見学し、そこに就職する。これは規模の大きなチェーンであってもです。

実際に働く職場をあらかじめ、薬剤師就職支援会社を通じて見学する事ができる、これはとても大きなメリットです。

2.異なる仕事を経験する事ができる。

これについては大きな説明は不要かもしれませんが、調剤薬局から調剤薬局への転職でもずいぶんと仕事内容は異なるものです。

一番単純な面でいうと診療科が違う事です。内科・小児科・耳鼻科、それぞれ調剤業務は大きく異なります。

同じ会社内で異動希望を出してもなかなか通るものではありませんが、転職すれば必然的に違う診療を応需する薬局に勤める事ができます。

また大手チェーンと中規模チェーンでは、どちらに良し悪しがあるという訳ではありませんが、大手では相当マニュアル化された中で業務を行います。

一方中小規模では、ある程度創意工夫をしながら店舗運営を行っていく、そういった組織の「色」は大きく異なるので、面接同行などであなたに合った薬局選びと言うものが可能になってきます。

大きな組織、小さな組織、あなたに合った雰囲気の組織・社風、そういったものが見えてくるはずです。

病院から薬局などの転職では、仕事内容も異なってくるのは言うまでもないですよね。

3.つらい人間関係をリセットできる

人間関係が辛くて転職する人が最も多い、これは事実です。人間同士ですから、合う合わないはもちろんあります。もちろんきつい叱責などは論外です。

また、どんな人と一緒に働く事ができるか、これも意外と見逃せない部分です。

若い社員が多い店舗は活気があり、仲が良い関係が築けるかもしれませんがそれも人間関係に置き換えると、紙一重の部分ですよね。

あまり年が離れすぎない年上の先輩社員はあなたの成長にとって大事な存在です。

また今の職場が年配の人だらけというのも話が合わずつまらないもの。逆にもっと若い社員が多いところで働きたいと感じる人も当然いるでしょう。

どちらがいいかではなく、あなたにとってどちらが合っているかです。そういった部分も薬局見学などでしっかり確認する事ができますよね。

それぞれ自分に合った職場探しを「就職活動」という慌ただしい中ではなく、落ち着いてする事ができます。

学生時代にみんなと同じ時期に就職活動をするわけではないので、「どこに就職が決まった」など、人と比べる必要もまったく無いのです。

4.収入を上げる事ができることも

これは可能性の問題であって、必ずとは言えません。年収を上げる転職であれば、基本的には3年程度の経験が欲しいところ。

ただ大手チェーン薬局であれば、年収水準では一番低い(おおむね年収420万円前後)といってもよいですから、中規模・小規模薬局に勤務すれば、年収ベースで50万円程度の上積みは十分期待できます。

ドラッグストアであればそもそも調剤薬局よりも基本年収が高いので、そちらを選択する事もよいかもしれませんよね。

ただ、これはあくまで可能性の話しと捉えて下さい。ただし、病院から薬局・DSへの転職であれば、十分な収入アップを望める事が可能なのは間違いありませんね。

悩んでいる今の状態から次のステップを踏むために

1年目でやめてしまう薬剤師は実際とても多くいます。悲観する必要はゼロです。とは言え、自分の置かれた客観的な立場、そういったものを把握できるといいですよね。

今働いている職場環境はふつうなんだろうか、どういったところに第二新卒薬剤師として就職可能か、辞めるにはどういった手順を踏めばいいのか、いつごろをめどに退職を切り出せばいいのか。

そういった相談は、しっかりとしたキャリアアドバイザーのいる、マイナビなどに頼れば問題は全くありません。

相談は無料なので利用しないともったいないのです。

いくつも「薬剤師転職サイト」はありますが、電話1本だけで済ませてしまう会社もあるので、そういった会社には注意しつつ、新たな一歩、リスタートを切ってみてはいかがでしょうか。

これから長い社会人人生、選択肢の幅をしっかり持つため、求人確認するという所だけでも必ず行動しましょう!

【関連記事】
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人生先はとても長く、社会人1年目から消耗しながら働く必要など、まったくないのです。

この記事のまとめ

1,2年目でもう転職が頭をよぎるなら、この先10年後も働いている可能性は低いです。

薬剤師は就活で失敗する人が多く(特に採用時に綺麗事しか言わない大手チェーン)、再スタートを切るなら早ければ早いほうが良い。

あなた自身の不満を解決してくれる求人はとても多いので、まずは働きつつ転職活動を行うのがベター。

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◎今の職場はつらく逃げたい
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