薬剤師4年目で転職活動を考えている。それならきちんと将来を見据えて行動する事が大切です。
つまりお金ももちろん大事だし、30代以降もその職場で長く落ち着いて働けるか、そうした事を重視して職場選びをしていく必要がありますよね。
ちなみに薬剤師4年目は転職時期としては非常によく「市場価値がある=希望条件で転職しやすい」といえます。
なぜ市場価値が高い、つまり薬剤師としての需要が大きいかと言うと、大きく2点挙げられます。
- 今の年収があまり高くない
- 若くて経験をそれなりに積んでいる
上記に当てはまるのが薬剤師4年目だからです。
今のあまり年収が高くないため、募集している側としては少し年収をアップしても採用しやすいですし、ある程度は即戦力としても期待出来ます。
病院や調剤薬局などで働いてなければその部分の「経験」はないですが、それでも年齢によるメリットは大きいです。
でもいざ転職するとなると不安がある人も多いはず。転職が上手くいくのか、みんな思いは一緒です。
あなた自身の本音を大事にしつつ、リスクの少ない転職活動をしていきたいですよね。
4年目薬剤師だからこそ、自分自身が納得出来る条件で求人紹介を受ける事が可能。準備も兼ねて、早めに転職活動をスタートさせるのがポイントです。
リスクを無くすためには、基本的にはサポートの手厚い「薬キャリエージェント」を利用すれば安心ですし、年収重視なら「薬キャリエージェント」を利用する薬剤師が多いです。
転職するか悩んでるなら、4年目薬剤師は働きながら転職活動をスタートさせた方がベター。薬局なら薬局に留まる事、それも選択肢のひとつとできれば気持ちも楽ですから。
4年目薬剤師が転職するメリット・デメリット
冒頭お伝えしたように、薬剤師4年目で転職する場合、あなた自身にとってかなりメリットが大きい転職活動を行う事が可能です。
とはいえ、しっかりとメリット・デメリットを把握して転職活動していく事が大事ですね。
薬剤師4年目で転職するメリット
薬剤師の転職活動って、自分自身で完結できるものではないですよね。そのため、薬剤師4年目のあなたにとってのメリットというより「採用側」のメリットを理解する事が大切です。
冒頭で触れた部分を少し解説します。採用者目線、という形で確認してみてください。
若さ(年齢)・年収
薬剤師の中には、経験を積んだベテランにこそ価値があると思っている人が結構います。確かに、一緒に働いていれば頼りになる存在ですよね(でもないケースも多いですが)。
でも転職となると話は別です。
例えば面接に来たのが、40歳の経験豊富な薬剤師[年収700万]と、薬剤師4年目で経験はそれなり[年収500万]のどちらを採用するかというと、ほぼ間違いなく後者(あなた)です。
※ただ「24時間在宅対応します」など、休日返上もいとわない対応が出来るなら40歳の方を採用するかも
年収面での話は理解しやすいかと思います。あなたが薬局経営者だとしたら、年収700万円の薬剤師より、現状500万でも転職の際に550万に上げても人件費が安く済むからです。
もちろん40歳到達時には700万円になるかもしれませんが、今度は「若さ」というメリットが生きてきます。つまり、若い薬剤師を採用すれば長く働いてもらえるという事ですよね。
経営上、同じ薬剤師に働いてもらった方が生産性が高まります。4年目薬剤師だからと自分を過小評価する事なく、転職活動していくのが大事ですね。
薬剤師(調剤)経験
4年目薬剤師と一口にいっても、調剤薬局・ドラッグストア・病院など、様々なところで経験を積んできているはずです。
また「経験」といっても、調剤薬局であれば、例えば皮膚科中心しか経験した事がない人もいるかもしれません。
そうしたことを考えると、薬剤師4年目でも自分を過小評価してしまうケースも。
でもこれってどんな薬剤師でも当てはまります。40代の薬剤師だって、まんべんなく知識がある訳ではないですよね。ひとつの職場での勤務が長ければ自然とそうなります。
そうした不安は転職活動を通じて解消されていく部分と言えますが、経験が足りない部分よりもこれまでの経験を強みに思えば大丈夫です。
ちなみに「調剤未経験」の4年目薬剤師の場合、転職で年収を大きく上げるのは難しいといえます。ただ年齢のメリットがあるので、転職活動はスムーズにいく場合がほとんどです(あまり高年収を狙うと難しい)。
薬剤師4年目で転職するデメリット
大きなデメリットは無いといえますが、もし薬剤師4年目で初めての転職の場合、それまで社内(薬局や病院など)のキャリアがいったんリセットされるとは言えます。
例えば大手チェーン薬局で働いていたとすれば、それまで「積み上げてきた評価」というものがなくなるという事ですね。
もっとも、今の働き方や仕事内容に不満があってやめる訳ですから、そうした事はあまり大したデメリットとは言えないかもしれません。
「4年目」にデメリットはある?
あなたが「4年目で、そんなすぐに転職してしまっていいのか」という思いを持つ人も多少はいると思うんです(20代のうちに転職する薬剤師は多いので心配ないんですが)。
その心配が、転職活動においてデメリットに作用する可能性があります。つまり、自分にあまり薬剤師としての価値を感じていないと、転職活動に妥協してしまうということです。
今の職場を辞めたくて転職するのに、転職しても良い環境じゃなかったら意味ないですよね。
心配は杞憂なので気にしないこと!
なぜなら、私が薬剤師の採用活動をしていて、一番「来てほしいな」と感じるのが4年目あたりの薬剤師だからです。
若い事がなによりですし、今の年収が高すぎない事もあり、多少年収を上げても採用したいと考えています。薬剤師の雇用環境が、全体としてそういう風潮なんです。
ただ一点補足すると、いくら4年目薬剤師でも、社会人から薬剤師になり今の年齢が50代以上だとかなり厳しいです。
昔は調剤未経験だとしても、50代薬剤師だって免許さえあれば比較的用意に調剤薬局に就職する事ができました。でも、そういう時代は終わってしまいましたね。
そのため、20代30代のうちに、長く働ける職場で薬剤師としての資格を生かして行くことが大切になってきたと言えます。
……他にデメリットらしい事は無いですね。
正直なところ4年目薬剤師が転職するデメリットらしいものは無いんですが、気になる部分もあるかなと思い少し触れました。
薬剤師4年目薬剤師の転職活動の注意点
それでは、薬剤師4年目のあなたが転職活動をする際、どういったことに気をつければよいでしょうか。
注意点となるポイントは2つ。
- 自分を過小評価しない
- 今の不満を解消することに主眼をおく
最低限上記は、薬剤師4年目で転職活動する時に気をつけてほしいです。
過小評価しない
「自分を過小評価しない」という部分については、これまでお伝えしました。
4年目の薬剤師は、転職市場ではとても需要があります。調剤薬局などでは引く手あまたとも言えます。
これまで働いてきた薬局や病院などでは「自分よりすごいな」と思う上司もいたでしょう。でも薬剤師採用の観点からするととても魅力的です。
何が言いたいかというと、あなた自身の希望条件(薬剤師としてどう働きたいか・年収・働きやすさ)、それを大事に転職活動をする事を忘れないように注意したいですね。
今の不満解消を主眼に
また、人間関係をはじめとして、何が転職動機かはしっかりと理解して転職活動をする事が大切です。
もう薬剤師4年目だから年収を上げたい、そうならしっかり「薬キャリエージェント」などで求人紹介してもらう事。
人間関係が嫌で辞めたのに、いざ転職活動を始めたら年収にこだわって求人探しをしてしまう薬剤師がいるのはよく聞く話です(年収は大事ですが)。
もちろんバランス、つまり薬剤師として得られる年収に、働きやすさも大事です。そうした求人は「薬キャリエージェント」で紹介してもらうのが良いです。
薬剤師4年目にして仕事を辞め転職活動をする、それはデメリットよりもメリットが大きい行動です。しっかりと情報収集しながら進めて行きたいですね。
2024年現在、「将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。
◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい
そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事。そうすれば、また新たな一歩を踏み出すことが出来ます。
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転職で一番大切なのは、早めの行動。「急いて転職先を探さないと……」と思ってから焦って求人探しをすると、判断が鈍ってしまうからなんです。
「転職で失敗する事」が無いよう、早めの登録&いい求人があったら転職するくらいのゆとりが大切ですね。
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