薬剤師と就職・転職活動

ブランクがある薬剤師のパートとしての就活方法!勤務先別に解説!

パート薬剤師として働く一番のメリットは、何と言っても働きやすさ。ブランクがあっても、同じ「時給」で働く派遣よりも安定した働き方をすることが出来rますよね。

これはブランクがあって「ほぼ調剤未経験に近いかもなぁ」と感じる薬剤師でも同じ。

仕事にブランクのある薬剤師がパートとして働きたい場合のベストな就活方法、そしてどういった勤務先がおすすめなのか、注意点を交え、解説していきます。

しっかり確認し、働きやすい職場探しをしていきましょう!

ブランクのあるパート薬剤師一番のおすすめ勤務先は調剤薬局

ブランクのある薬剤師が勤務先として選びたい、一番のおすすめは調剤薬局。なにより全国各地に勤務先があることが一番の強みですね。

もちろん調剤併設ドラッグストアも同じです。

ただ、ドラッグストアだと調剤無しという選択肢も思い浮かびますが、「OTC販売のみ」で採用しているところは少なくなりました。

これは登録販売者の存在によるところが大きいですね。

ですから「薬剤師としてブランクがあるからOTC販売だけにしたい」というような希望、かなり難しいと思った方がいいです。

ただし都心部であれば、まだOTCのみでパート薬剤師として採用してくれる会社もあります。しかし年々減少傾向で、この先も続いてくはずです。

あなたがまだ10年、20年と働く可能性がある年齢であれば、ブランクがある、調剤未経験だからと言って、OTC販売のみの就職先を選ぶのはおすすめしません。

規制緩和がこの先進み、薬剤師不要でOTC販売できてしまう・・そんな時代もくるでしょう。

調剤未経験でも求人が多い今のうちに、調剤スキルを身に着けておいた方が良いです。

ブランクなんて、3ヶ月もすれば慣れてくるものです。

なぜブランク有の薬剤師の勤務先に調剤薬局がおすすめか?

それは単純で、求人数の多さです。2020年現在、調剤併設ドラッグストアを含めると、調剤薬局は全国に約6万件弱。

圧倒的に薬剤師需要が大きいのです。それは調剤未経験、ブランクありの薬剤師であってもです。

もしかしたらあなたの住まいの近くで、病院の求人なども出ているかもしれませんが、全体から見たら少数。そして時給という面でも、劣ってしまいます。

働きやすさの面もありますよね。病院だと少人数で薬剤師を回しているので・・

ちなみに時給面ですが、おおよそ以下の通り。地域や時間帯によって差が大きいので、詳細は求人サイトで確認(こちらで詳細確認を)が必要です。おおまかな平均値と考えてください。

調剤薬局パート:1800円~2500円

病院薬剤師パート:1600円~2100円

もちろん、19時まで勤務可であるとか、土日出勤も大丈夫というような働き方ができるパート薬剤師であれば、正社員以上に需要が大きく、時給も大きな交渉ができます。

ブランクの有り無しに関わらず、夕方以降も働いてくれる薬剤師って需要が大きいんです。

なぜなら、多くのパート薬剤師は、16時まで、土曜日は出勤控えめ、などの希望が多いから。

裏を返すと、多くのパート薬剤師は16時まで、土曜日はお休み、といった条件で調剤薬局を勤務先として選ぶことができるので、とても働きやすい職場であると言えますよね。

ちなみに以下の表は、大手薬剤師転職支援会社、マイナビ薬剤師が紹介できる転職先の割合です。圧倒的に調剤薬局が多いですよね。

マイナビ薬剤師(公式サイト)

ただかなり企業でも都心部に通勤可能であれば、パート薬剤師求人は割とよく目にします。

管理薬剤師として、契約社員のような形態もあります。薬剤師の設置義務的な役割という感じなんですが。

福利厚生の面では企業の方が良いケースもあるので、視野を広く持って、実際に求人情報を比較して選ぶ事が大切ですね。

調剤併設ドラッグストアもおすすめのパート勤務先

基本はいわゆる「調剤薬局」と同じなんですが、調剤併設ドラッグストアもブランク有薬剤師でも受け皿が大きい部類。

パート薬剤師が多く働いているのは、調剤併設ドラッグストアでも同じですね。ただこれは上記でもお伝えしたように、OTC販売のみという割合はどんどん減りつつあります。

つまり基本的に、調剤併設ドラッグストアを勤務先として選ぶ=調剤を行う、という形になります。結局は「薬局」なんですね。

ただそれでもパート薬剤師として、いや薬剤師の勤務先としてドラッグストアで働くメリットは多く存在します。

ドラッグストア勤務のおすすめポイント

調剤薬局でしか働いたことがない、あるいは薬局もドラッグストアでも働いた事がないのであれば分かるのですが、ずばり働く「箱の大きさ」です。

調剤薬局は狭いんです。対してドラッグストアは広いですよね。これって案外バカにできなく、狭いところで働くのは嫌だなと感じる薬剤師は割と多いんです。

OTCの勉強もできますし、なんというか薬剤師であれば「面白いな」そう思えるのがドラッグストアを就職先に選ぶ、大きなメリットですね。

ただし大きなデメリットもあります

これは私自身がかつて実感した事実そのものなんですが、それは多くの人が働いているという事。薬剤師では無い正社員、レジや品出しのパートさん、学生アルバイト。

いろんな人と働けるのは楽しい面もあります。

ただあなたは薬剤師で、まぁ時給2,000円とかもらえます、たとえ未経験薬剤師であっても。

もしあなたが、1日6時間、週5日程度で月20日働いたとすると、ざっくり月の収入は以下の通り。

2,000円×6時間×20日=24万円。

これって、他のアルバイトの2倍以上の収入ですし、下手したら薬剤師じゃない正社員の月収より高くなります。

私はこれで、やっかみを受け、人間関係が悪くなり、退職しました。

もちろん私の働いた職場が良くなかっただけかもしれませんが、あなたがほかのスタッフの立場だったら、実際少し嫌ですよね・・。

仕事出来ないのに、社員より給料が高くなる(笑)でも現実なんです。

そんなわけで、あくまで私の意見としては、ブランクがあり、ほぼ調剤未経験に近い薬剤師であるならば、ドラッグストアではなく、調剤薬局に勤めた方がベターです。

ただし、ブランクがあっても5年以内など、それなりに調剤経験のある薬剤師であるならば、調剤併設ドラッグストアへの就職はとてもおすすめできます!

私はいま正社員として調剤薬局で働いていますが、もしブランクがあってパート薬剤師として働きたいなと思ったら、調剤併設ドラッグストアはいちおしの勤務先ですね。

パート募集が比較的多い病院薬剤師【ブランクあるときついかも】

病院にパートとして働く方は多くはないものの、募集は比較的存在します。大人数募集してる訳じゃないので、割と新聞の折り込み広告とかに入ってたりしますよね。

ただなかなか薬剤師が集まらないのが現状。また、ブランクがあっても大丈夫ですが、全くの未経験者は厳しめです。

そもそも人数が少ないし、忙しい中ちょっと不安に感じてしまう薬剤師が多いんです。

とは言え、病院としてはある程度の経験者を採用したいものの、時給の低さからなかなか採用がままなりません。

もしブランクがあったとしても、あなたが「病院で働いていた」「一度は病院で働いてみたい」という調剤経験者であるなら、挑戦してみる価値は大いにあります!

ポイントとしては「病院で働きたい」という部分で、単に薬剤師パートとして一定の収入を得るという事が目的ならば(大半の人がそうだと思いますが)、人気としてはやや低い傾向です。

やっぱり薬局やドラッグストアほどは時給が良くないんです。

保険薬局と同様、病院も調剤報酬という枠組みの中では、診療報酬の削減によって経営的には厳しい環境に置かれていきます。

病院から調剤薬局へ転職するのは今なら容易ですが、10年後には薬局ではパート募集をしていない・・という事態はあり得る環境になっているので注意が必要です。

ブランクがあるからこそ、薬剤師として調剤を勉強するためには、「薬局」を中心に考えた方がベターです。

ブランクがあっても病院で働きたいパート薬剤師が注意したい点

繰り返しなんですが、今は新聞をとっている家庭もずいぶん減ったけど、病院の求人は割と新聞の折り込み広告に掲載されているケースが多いですよね。

ブランクがあっても調剤経験があるなら、薬剤師として就職先に選んでもいいんです。

ただ、薬局とは真逆で、薬局・ドラッグストアは新卒を除き、ほぼ採用を薬剤師転職サイト経由で行います。薬剤師の採用は人材不足でとても難しいから。

なぜ病院の求人が薬剤師転職サイトに少ないかというと、お金が掛かるから。そのため費用の安い、折り込み広告や地域の情報誌に求人を出しているのです。

・・経営上、採用経費をなるべく削減するのは非常に大事なのは言うまでもないものの、薬剤師採用が難しい中、費用が掛からないようにしているという事は、正直あまり経営的にはよくないかもしれません。

そのためなるべく転職サイト経由で募集を掛けている病院の方が、安定した働き方をすることができる可能性は高まることには、大きな注意が必要です。

ブランク有でもOKですが、調剤未経験だと薬剤師募集していないケースもあるのでその点は注意ですね。

ブランクのある薬剤師が調剤以外でパートで働く

薬局、ドラッグストア、病院、これらはいずれも「調剤」というものに関わっていく仕事です。パートに関わらず、薬剤師の仕事は調剤主体なので仕方のないところ。

ブランクがある薬剤師を積極的に受け入れてくれるのは、やっぱり需要が大きいのは調剤なんです。

しかし中には、調剤はしたくないな、と思う方もいるはず。薬剤師としては甘え考えかもしないけど、ちょっと理解は出来ます。

やはり調剤は、過誤をした時の責任の重さ、人数が少ない中での勤務など、それなりに「忙しい環境」「ストレスの強い環境」に身を置き働く必要があるからです。

ブランクがあるなら、なおさらですよね。

そういった場合、もし都心部(人口の多い都市)であれば企業で働くという選択肢は大きな魅力。ワークライフバランスもしっかり確保できます。

ちなみに地方では募集が無いかと言うと決してそうではなく、むしろ医薬品製造工場は地方に集中しているので、そういう企業の方が人手不足が深刻だったりします。

未経験者でも募集していますが、特に正社員の場合は品質保証業務経験3年など、職種によっては経験者を募集しているケースが多いですね。

ブランクがある薬剤師って、もしかすると企業に勤めていて退職した女性っていうのが結構多いんです。それなら大いに戦力として大丈夫ですね。

もちろん、経験の有無というよりは、「薬剤師有資格者」という部分で募集しているのが大きな特徴です。

ワークライフバランスは、どんな職場でも掲げています。

ただ、薬局・ドラッグストア・病院の場合、年末年始やお盆時期、土曜日でも割と勤務の必要性があります。

しっかりと休みたい時期に休める環境が欲しい、と言う場合、企業で働くという選択肢は持っておきたいところ。

割とみなさん、企業で働こうという考えが抜けおちています。デメリットとしては、「通勤が片道自転車10分」とはいかない事ですね。

まず初めに企業でパート薬剤師募集を探し、見つからなければ薬局を探す、という方法もありです。

ブランクがあっても「薬剤師を配置したい」っていう企業は多いんです。

企業?パートで雇ってくれるのかな?と思われるかもしれませんが、割と多いのが企業パート薬剤師なんです。契約社員も多い。

医薬品のみだけでなく、医薬部外品等、製造販売には薬剤師が必要ですが、正社員としては年収が低い職種なので、少し人気がなく、パート雇用として募集している企業がよくあります。

時給は調剤薬局と比べるとやや見劣りしますが、1,600~1,800円前後でよいなら大丈夫でです。

ブランク薬剤師だからいきなり高時給は・・っていう薬剤師には案外向いているかもしれませんね。

企業でブランクOKのパート薬剤師募集を探す際の注意点

マイナビ薬剤師の求人数の割合で紹介しましたが、企業系は少ないです。理由としては、都心部に集中している事と、全体の割合は実際少ないから。

これはもうブランクどうこじゃなく、需要の問題。薬剤師を必要としてるかしてないか。

また企業系のパート薬剤師求人を探すのであれば、マイナビ薬剤師は最大手なので一番利用したいところですが、企業系に強い薬剤師人材紹介会社も一緒に利用したいところ。

具体的には、リクルート系、ファルマスタッフといった、人材紹介会社です。

まずは企業系で、ワークライフバランス重視、働きやすい職場で求人探しをしようかなという場合は、必ず3社一緒に登録し、求人探しをしてみてください。

特に、マイナビ薬剤師、リクナビは薬局の求人に強く、利用しないとしっかり求人が探せず損です。

まずは「相談」という形から、会員登録したのちあなた自身の希望を伝えていきましょう。

時期によっては求人が少なかったりするもの。はじめは高望みし、徐々に妥協していくっていう形がいいですね。

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3社利用するべきなのは、例えばマイナビ薬剤師1社のみだと企業系の求人が無い場合、「企業は今は無いので薬局はどうですか」となるため。

求人情報はとても流動的です。当然と言えば当然なんですが、広く求人情報を集めないと損してしまうんです。

企業を探して希望にあう会社がなければ、調剤薬局を中心に探してみるという方法も、パート薬剤師の勤務先選びではポイントのひとつかもしれませんね。

ブランクがあるからこそ、薬剤師資格を生かした求人は広く探すのがベストなんです。

【まとめ】ブランクのある薬剤師のおすすめ勤務先

ブランクがあってパートで働きたい薬剤師の勤務先のおすすめは、なんといっても求人数の多い、調剤薬局・ドラッグストアです。

時給も高く、勤務地も自宅から近い職場がある。そして、いろいろな職場を見学し選ぶ事ができるなど、メリットが大きいのが魅力です。

たとえブランクがあっても、「調剤経験」は将来に向けて身に着けておきたいところ。

ただ職場探しの中で、多くの選択肢がある事はまず頭に入れて置いた方が、よりよい就職先を見つける事が可能です。

その方が、単にお金のためだけに働くんじゃなく、パート薬剤師としてもしっかりと新しい事に挑戦し、やりがいを持ち、働く事ができるからです。

また、マイナビ薬剤師の「職場カルテ」などを利用し、色々な職場を「インターネットで見学」してみるところから始めるのも、いいかもしれません。

職場カルテなど、マイナビ薬剤師の詳細については、以下の記事を参考にしてみてください。

ブランクがあるからと言って初めから妥協する必要は無いんです。薬剤師としての資格はしっかり生かしましょう!

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