今働いている薬局が忙しすぎてつらくて嫌になる(出荷調整に振り回されている)……そんな思いをしている薬剤師は意外と多いもの。
あなたがそういう立場だったとして「これから先どう働いていいか」ふと疑問に思うこともあるはずです。
- 忙しい薬局なのに薬剤師不足で運営している
- 忙しくてもお給料にはほとんど反映されない
- 忙しくてもう疲れた
「暇すぎる薬局」で働くのもしんどいものですが、忙しい薬局で働いていると「暇すぎくらいでもいい!」って思うはずです。私も思っていました。
ちなにみ私が働いていた薬局(過去形)は、朝の9時前から超混雑して13時くらいまで大忙し、なんとか交代で昼食を食べた後、また15時くらいから大忙し。
夕方以降は比較的外来は落ち着く事もあったんですが、「後で来ます」っていう人の調剤や施設の調剤したりで全く休まる時がなし。一包化や粉砕あると時間掛かりますからね。
18時過ぎるころには疲れ果てて、溜まった薬歴を無心で記録し、閉店後に管理薬剤師としての仕事をボチボチできたくらいでした。それじゃ仕事しててむなしいですよ。
割と本当に、毎日しんどい思いしてるなら「薬キャリエージェント」で求人探しつつ働き続けた方が良いです。いい求人があれば転職するっていうだけでも、少し心は安らぎますからね。
忙しさでつらい思いをしてる薬剤師は、ワークライフバランスを一度見直しましょう。定年まで今の仕事続けられますか!?
忙しすぎる労働環境って、すくなくとも薬剤師が自分で改善していくのは難しいです。何しろその忙しさって、処方箋枚数によってコントロールされているのですから。
忙しくてつらい薬局薬剤師の注意点
いつかは薬剤師が過剰になるとか、調剤薬局も数が減っていくとか、そう言われて何年も経ちます。しかし負担の掛かって忙しくしているのはいつでもごく一部の薬局薬剤師です。
忙しいのだって、適度だったら何も問題ありませんよね。午前・午後にちょっと集中する時間帯があるとかであれば。
でも忙しい薬局って、ほんとうに1日中忙しいです。機械のように働かざるを得ません。そこにやり甲斐なんていうものは感じられるはずもないのです。
単に忙しく処方箋を処理するだけの薬剤師だなんて、雇用する側としては都合良いのかもしれませんが。
忙しい薬局で働く薬剤師のつらさは休日にも影響
薬局薬剤師としてだけに限りませんが、どんな仕事だって忙しすぎるのは考えものです。
仕事が終わったあともくたくたで早く休みたいなって思ってしまいます。下手したら、休日だって疲れて何もやる気起きないとかあり得ますよね。
「疲れてるから休みの日は家でゆっくりしよ」なんて、休日のお父さんですら今時してません。
仕事が終わったら趣味などを楽しむ時間をもち、休みの日にはリフレッシュでお出かけぐらい出来る働き方ではないと身も心も持ちません……
仕事・休日・お給料、この3つのバランスがとれていないと、社会人として働き続けるのは非常に難しいところがあります。
忙しすぎると過誤の危険も
薬局が極度に暇な状態は、薬剤師のミスが増えやすいと言いますが、忙しすぎる事もまた過誤を誘発しやすい状況と言えます。
単純に確認に取れる時間が減る(短い時間で行う)必要がでてきますからね。今は様々な鑑査システムが導入されているとは言え、やはりそこで拾いきれない事は多いです。
適切な薬剤師の配置で仕事を行えない事は、リスクが増えてきます。
もちろん薬剤師が十分いるとしても、単純にそれを上回る患者さんが来局してしまえば、環境はよくありません。
100%完璧な忙しさ具合?という環境で働く事は無理かもしれませんが、少なくともゆとりをもって働けないのでは労働環境という面では避けたい職場と言えますね。
忙しすぎは薬剤師のスキルアップにも影響?
1日8時間働くとして、30分~1時間くらいは少し暇で本を読んだりする時間があるくらいが丁度良いと思うんですよね、これまでの私の経験上では。
今のメインの科目の薬について調べたり、普段扱わない薬を調べたり、病気の事を調べたり。
薬剤師は休みの日にも勉強すべきだっていう人もいますが、それは仕事が毎日慌ただしい人が休みの日に時間を辛うじてとれるだけであって、でも現実は正直厳しい事が多いです。
仕事のスキマ時間に少しでもスキルアップ出来る勉強ができれば、1年後、2年後には大きく変わってきます。30代までの若手薬剤師ならなおさらですし、もっと上だって知識のアップデートは欠かせません。
毎日勉強する時間もなく忙しく疲れて何年も過ごすのと、適度な働き方でなおかつスキルアップをしている薬剤師、10年後どっちが求められる薬剤師かは言うまでもありません。
※機械のように毎日忙しく働いてくれる薬剤師もそれはそれで必要ですが、そこにやり甲斐などはありません
今の働き方を考える事、将来を考えること両方において、仕事のあり方を見つめ直すのはとても大切な事なのです。
ワークライフバランス&スキルアップを兼ねる事ができる仕事探しをしていきながら、着実に薬剤師として歩んでいきたいですよね。
あなた自身に合う求人は、きっとあります。動機が「忙しくてももっとお給料が上がれば良い」それでも十分なのです。
忙しくてつらい薬剤師は「仕事が出来る」薬剤師かも!?
あなたが今しんどいと思えるほど忙しい薬局で働いているとしたら、仕事が出来る薬剤師としてその薬局に配置されている可能性も高いです。
忙しい薬局なんて、仕事が出来ない薬剤師を何人入れたところで回りませんからねぇ。
薬剤師を雇う側としても、昨今は働かせ方には十分気を配っています。具体的には月に20時間の残業をさせないとかですよね。
残業20時間以内の中で働けるような、仕事をこなしてくれる薬剤師は、忙しい薬局にとっては手放したくない人材です。
仕事が出来ない薬剤師を何人も配置したところで、仕事は終わらないは残業は多いはでどうしようもないのです。
忙しい薬局で働いているなら転職に有利に!?
あなたがこれまで転職したことがあるか分かりませんが、薬局経験者を採用する場合、面接で聞くのは前職でどんな仕事をしていたかです。
もちろん輝かしい「実績」があればそれに越した事はありませんが、99%の薬剤師はそんなものはありません。ましてや忙しくて何も出来ていなかったのなら、仕方ないですよね。
ただ、前の薬局では月の処方箋が何枚だったとか、それを何人の薬剤師で処理していたとかは、意外とチェックしやすい部分です。在宅とかも実施していれば、件数は少なくても意外としんどいですしね。
忙しい理由が「在宅が多かった」からだったのなら、在宅やってましたアピールは避けた方がよいです。
転職先の薬局でも積極的に在宅を任せられる事になるのは明らかだからです。
ペーパードライバーです……くらいの理由つけてやらない選択肢をとるのもありです。
※私個人的には在宅はとてもやり甲斐あると思っています。ただやっぱり、身体的な負担が強いので、やって3年くらいですね。休日返上状態でしたので……
ただまぁこのあたりは過度に心配する必要はなく、転職サイトを使えば事前に薬局見学させてくれるので、働く薬局がどんな状況か把握できます。
見学行けばだいたいどんな所かは想像できますからね。大学病院前の調剤薬局とかだと忙しいですし、門前が眼科だけなら落ち着いてそうなど。
【まとめ】薬局が忙しくてつらいなら身体に注意
あなたがまだ20代、30代の薬剤師なら、あまり定年まで意識して働いている事もないはずです。忙しさに負けて、将来考えられなくなっていませんか?身体壊しては意味がありません。
ワークライフバランスはもちろん、薬剤師としてのスキルアップ、定年までの働き方って、意外と難しいものです。ただ少なくとも、忙しくて休日が楽しめない状況ならおかしいと思うべきですよね。
体調に気をつけて働きつつ、働きやすい求人探しを積極的にしていきましょう。忙しさから逃げる事もまた、人生考えれば大事な事なのですから。
2024年現在、「将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。
◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい
そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事。そうすれば、また新たな一歩を踏み出すことが出来ます。
今のまま5年、10年働けますか?漠然と不安を抱えたままの人生なんて嫌ですよね。
「やっぱり最大手の転職サイトが安心」なら、薬キャリエージェントがおすすめ。みんなが使ってるからこそ、新しい情報に基づいた求人紹介が可能です。
あなたの希望条件に合った求人をコンサルタントが探してくれるので、転職活動で多くの求人から”少しでもいい条件”で探したい薬剤師に向いていますね。
総合評価 | |
---|---|
求人 | 正社員から派遣まで多くの求人 |
サイト | https://agent.m3career.com/ |
強み | 幅広い求人を扱っている |
弱み | 面接同行は無し |
年収など待遇面を重視して多くの薬局・Dgs求人から探したいならファルマスタッフを利用したいところ。都市部から地方まで、全国対応してるのが強み。
「出来れば早めに転職したいな」と思っている場合などでも、条件の良い求人をすばやく対応してくれるので安心して求人探しが可能です。
総合評価 | |
---|---|
求人 | 都心部から地方まで網羅 |
サイト | https://www.38-8931.com |
強み | 薬局・Dgs求人に強く、収入upにも |
弱み | 企業の求人には弱い |
転職で一番大切なのは、早めの行動。「急いて転職先を探さないと……」と思ってから焦って求人探しをすると、判断が鈍ってしまうからなんです。
「転職で失敗する事」が無いよう、早めの登録&いい求人があったら転職するくらいのゆとりが大切ですね。
・薬キャリエージェント
(薬剤師登録者数が多い安心感)
・ファルマスタッフ
(保険薬局の求人取り扱いが多い)