特に大手チェーン薬局などだと、同期入社の薬剤師は多いもの。その同期がどんどん辞めていくような環境だと、このまま働き続けてよいものか不安に思うこともありますよね。
辞めてしまう薬剤師にも大きく分けて2パターンあります。
- 辛抱強くない、どの薬局でもすぐ辞める系薬剤師
- 今の環境を疑問に感じ、新しい環境に身を置く薬剤師
薬剤師は転職する人が多いため、どんな薬局でもすぐ辞めてしまう人は多いものです。しかしそれを抜きにしても、同期入社薬剤師で退職する人が多いという事は、何かしら原因があるはずです。
もしかするとあなたが知らないところで、会社の経営状況が良くない・将来性が低かったり、あるいは過剰なノルマがあったりなどあるかもしれませんね。
新卒入社した薬局だと自分が働く会社の「おかしな部分」はなかなか分かりづらいものです。しかし、情報収集をよくしている薬剤師などは、疑問を感じて新たな環境に移る事はよくあります。
薬剤師同期の中でそうした話は結構共有されてくるため、次々と辞める人がでてくるという事になってしまいます。
あなたが働いている中で何も疑問に思うこと無く仕事が出来ているのなら、言うまでもなく今の薬局に留まるべきでしょう。しかしそうでなければ、黄色信号かもしれませんね。
つまり薬剤師同期入社で辞める人が多いと言うことは、長く働いて行くには適さない環境かもしれないという事です。
あなた自身、あまりキャリアプランについて考えてこなかったならば、疑問に思ったのを良い機会と捉え、少し将来について考えてみるキッカケにしてみると良いかもしれませんね。
例えばあなたが今30歳として、どのくらい年収を得ていく事が理想か、そしてそれを実現するためにはどうすれば良いのか。
あるいは、薬剤師として生き残っていくには、どういった薬局でどのようなスキルを身につけていけば良いかを考える事が大切です。
今は大きく不満に思う事がなくても、10年後も今の薬局で働いている想像をしていない薬剤師は意外と多いものだからです。
自分の将来の事を考えるため、プロのキャリアアドバイザーに今の自分の薬剤師としての立場を客観的に評価してもらい、どう進むべきかアドバイスをもらう事も得策です(→薬キャリエージェントサイト参照)。
薬局同期が辞める理由
同じ会社で働く同期薬剤師といっても、「同じ薬局」で働くケースはほとんど無いはずです。たいていは、みんなそれぞれの配属先で別々に働きますよね。
一緒に仲間意識もって働く事が出来るのは、新入社員同士が顔を合わせる初めだけで、だんだんと「久しぶりに会う同世代」くらいの温度感になっていきます。
3年もすれば出世する同期の薬剤師もいるでしょうし、イマイチな会社ならすでに同期が数人ほど辞めてしまっているかもしれません。
辞めてしまう理由はもちろん様々ですが、一番多いのは人間関係。そして収入面での不満や、会社の将来性が低いなどがあります。
本当に仲が良かった同期なら「なんで辞めたのか」の理由を教えてもらう事ができると思いますが、なかなか本音では話しづらいものです。なぜなら、退職する会社の悪口はなかなか言いづらいものだからです(残って働く人もいるので)
本当は薬剤師としてやり甲斐を感じられていなかったり、成長できない環境であったり、定年まで薬剤師としてのキャリアが全く描けてないなんていう事もあります。
せっかく一緒に入社した同期薬剤師がどんどん辞めていってしまうのは悲しいものですが、理想と現実のギャップはどうしても出るものです。
同期が辞めるのを良いきっかけとし、自分自身のキャリアを考える事もまた大切ですよね。もっと楽しい、やり甲斐がある職場だって多いのですから。
薬剤師同期が辞めたら考えたいこと
仕事は楽しく出来るのが一番ですし、スタッフに恵まれていれば仕事内容がつまらなくても長続きするものです。
それだけに、同期入社の薬剤師が減ってくのは悲しいものですし、このまま残って働くべきか考えさせる事も増えてきます。
ただ確実に言えるのは、しっかりとあなた自身のキャリアプランは確かなものを持っておかないと、将来必ず後悔してしまいます。なぜなら、何かイレギュラーな事が起こったときに対応できないためです。
薬剤師が働く環境は年々厳しくなっており、どの環境に身を置いているかはとても重要です。「安定&働きがい」それを満たすためには、簡単に挙げられるものでも、例えば以下の事があります。
- 地域に根ざした仕事をしたい
- それなりの収入を得たい
- 休日をとりやすい環境で働く
どんな薬局だって「地域に根ざした」活動はしてるでしょうが、あなた自身がそこでずっと働くか分からないのに(例えば引っ越すかもしれない)、真剣になってかかりつけ薬剤師とかやれるわけないです。地元で働いているのなら地域貢献という意識も出来ますけどね。
「同期入社の薬剤師が辞めていく=将来を考えて自分が働く会社を辞めるヒトがいる」これは間違いない事実です。
少なくとも、5年後どういう薬剤師として働いていたいか考え、行動する必要が自然と出てきます。それが勉強会に通うであったり、あるいは転職・仕事を変えるなどであったりは様々です。
ただいくら勉強を積んだって、働いてる薬局の将来性がいまいちだったら意味がありません。いくら薬剤師として知識が優れてたって、40歳代も中盤以降だと転職は非常に厳しい時代です。
薬剤師は決して年収が高い職種とは言えないだけに、せめて「安定」という立場は早い段階で手にしておきたいもの。
同期入社の薬剤師が次々と転職していく環境ならば、あなたが実感してないだけで問題のある薬局(会社)というケースは多いです。
良い機会と思って、キャリアプランを見つめ直す機会にすると良いかもしれませんね。
2024年現在、「将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。
◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい
そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事。そうすれば、また新たな一歩を踏み出すことが出来ます。
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