薬剤師というと机に向かって勉強ばかりする人が多いイメージですが、イラストが上手な人も多い印象です(個人的感覚)。
「自分がイラストレーターとして副業出来るかな」と悩んでいるくらいなら、まずは始めてしまった方が良いです。
なぜなら、やっていくうちに薬剤師イラストレーターとして「さらに稼いでいこう」あるいは「副業にするのは諦める」といった選択が出来るようになるからです。
何でも挑戦してみる事が大事ですよね。
しかし、副業じゃなく仕事してのイラストレーター、つまり今の職場が嫌で転職しようかなと思って「イラスト関係の仕事」につこうと思っても、薬剤師の資格を活かすのは難しいのが現実かもしれません。
例えば、調剤薬局でイラストのスキルを活かせる場面はありますが、転職時の年収アップには繋がりにくいからです。
※企業であれば、「薬剤師の資格+α」とみてくれる会社は結構あるかも。広報などで社内に一人いたら助かりますからね。
ちなみに薬剤師が企業で働くメリットとしては、定時上がり、土日休みという部分です。つまり、休みを取りやすい環境。
そうした働き方をしながらイラストレーターとしてさらに副業に取り組んでみるのも、新しい働き方と言えますね。
正社員の企業求人は「薬キャリエージェント」「薬キャリエージェント」でエージェントから紹介を受けてみたいところ。
薬局に転職する薬剤師がほとんどなので、意外と良い求人が眠っています。
毎月数万円程度の安定した収入アップが目的なら、副業するよりも、本業の薬剤師でしっかり収入を得たほうが良いですね。
「いや、今の職場に不満はないから、+αでイラストを副業にしたい」という薬剤師に向けて、どういった手順でスキルをお金にするか紹介します。
薬剤師イラストレーターとして副業でどうやって稼ぐの?
いくらイラストが上手な薬剤師だって、それをお金をだして買ってくれる人がいなければ話にならないですよね。どうやって売るか、知っておく必要があります。
イラストは、大手企業からの受注を受けるにはある程度知名度(SNSのフォロワーなど)が必要ですが、個人からの需要も大きいです。
「個人からの需要」というと、例えばSNS用アイコンだったり、ブログ用のイラストなど。
上記は、私がこのブログ用に、薬剤師であるイラストレーターさんに依頼して書いてもらったものです。
個人間のやり取りと言っても、お金が絡むのでしっかり外部サイトを使うのが安心。私が使ったのは、ココナラというサイトでした(登録は無料で利用できます)。
手数料を取られるのがデメリットと言えますが、トラブルがあった際にも安心ですからね。依頼主・薬剤師イラストレーターさんの両者を守るためとも言えます。
こうしたサイトを利用しながらまずは試しに稼いでいくというのが、まずは薬剤師イラストレーターとして副業を開始する第一歩です。
薬剤師イラストレーターとしてどらくらい稼げるの?
どんな副業にも共通しますが、「取り組む温度感」で、薬剤師イラストレーターとしても稼げる金額は大きく変わってくると言えますね。
- のんびり暇な時だけ稼ぎたい
- 空いた時間は積極活用する
はじめから「のんびり」だと、かなり稼ぐのは難しいと言えます。なぜなら、イラスト受注サイトでも、評価が付き始めてから受注が増えるからです。
もし仮にあなたが薬剤師のイラストレーターを「探してる」として、ココナラのサイト内を検索した時、目にとまるのは頑張ってる(評価が高い)人ですよね。
ある程度結果を残せば、その後は少しのんびりやってもいいかもしれません。
イラストの大きさによって値段は変わる
あなたが薬剤師だと言っても、薬剤師ならではのイラストの受注をするわけではありません。でも、依頼があったときに幅を持たせる事が出来るのは強みですよね。
大きさについては、例えば小さいSNSアイコンのようなものだと2,000円~という感じです。
また、この記事のはじめの方で紹介したイラストだと、元のイラストは結構大きくなるので、価格もそれに応じて上がります。
手間がかかるほど、基本的には上がると思って間違いありません。
当然単価の安いイラストだと大きな収入にならないですが、短時間でより多くの数をこなす事が出来ます。
手のこんだイラストだと、いくら3万円で受注したとしても、仕上げるのに時間が掛かってしまうものです。
※ちなみに私はイラストが書けないので、どらぐらいの時間が掛かるとか分かっていません。
ただ私は依頼したことは何回かあるので分かるんですが、時給換算してしまうと、どうしても薬剤師のような時給にはなりません。
イラストを描くのが好きな薬剤師、趣味の延長で副収入にしたい薬剤師には、イラストレターとしての副業がおすすめと言えるかもしれませんね。
がっつり副収入!とは、なかなかいかないようです。何しろ、薬剤師以外にもたくさんの出品者さんがいますからね。そして、みなさん上手です。
「薬剤師であること」は、あまり差別化しにくい部分なのかもしれませんね。
薬剤師イラストレーターとして企業案件を受注!?
私(=薬剤師です)が、イラストを描いてもらったのは、薬剤師のmokaさんですが、2020年ころからはメディア(m3.com)でも漫画イラストを描いてます。
いやらしい話、「いくら」でこうした企業メディアにイラストを寄稿するのかは分かりません。夢があって欲しいですよね。
でもどちらかというと、企業メディアへはそこでお金をもらう事も大事ですが、「実績」とできるのが強みですね。
薬剤師であれば誰でも知っている(普通は、登録してますよね)「m3.com」に寄稿出来るんですから、イラストレーターとしての自信だって付きます。
こうしたメディアから仕事受けるためには、やはりSNSでの発信が大切。つまり、TwitterやInstagramなどですよね。
こういうイラストが「受けが良い」「悪い」というのを、肌身に感じる事も出来ます。
薬剤師だからこそ描けるイラストは当然あるわけで(調剤の様子とか)、それは強みになってフォロワーも増えやすいはずです。
ただSNSを頑張る、それはそれで大変なのも事実なので「コツコツでいいかな」という場合は、やはりイラストサイトなどを利用するのが良いかもしれませんね。
副業は何より楽しみながら出来れば一番ですが、それ相応に稼ぐとなると時間も必要です。
薬剤師としての本業を重視しつつ、余裕がある範囲で取り組んでいきたいですね!
2024年現在、「将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。
◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい
そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事。そうすれば、また新たな一歩を踏み出すことが出来ます。
今のまま5年、10年働けますか?漠然と不安を抱えたままの人生なんて嫌ですよね。
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弱み | 面接同行は無し |
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