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薬剤師と就職・転職活動

薬剤師の65歳以降の働き方・仕事の見つけ方はどうすればいいの?

私自身チェーン薬局に勤めてるので仕方ないんですが、基本的に60歳で定年し再雇用、65歳の誕生日の前日とかまで働いて退職です。パートであっても65歳まで。

まだまだ仕事ができるベテラン薬剤師なのに会社の規定で退職、時代にそぐわないなと思っています。

もちろん一般的に考えると年齢からくる衰えがある人もいるのも事実。一定のラインで「定年」という線引きはしないとダメかもしれません。

ただわたし自身の将来含め、65歳以上でどうやって薬剤師としての仕事を探していけばいいか、すこしこれまでを振り返り、いい方法を書いてみます。

65歳で退職し小さい薬局に

私の知る範囲内ではあるものの、同じ会社(調剤薬局)で働いていて、65歳で定年となった薬剤師、みんな退職後は転職し、小さい薬局にパートで勤めています。

やっぱりどこも大きな会社、つまりチェーン薬局やドラッグストアでは65歳以上の薬剤師となると雇ってくれないようで厳しいところ。

とは言うものの、薬局は大手チェーンが占める割合は1/4程度なんですね。

小さい薬局、地域に根差した中程度のチェーン薬局ばかりなので、65歳を過ぎても、まだまだ働く先があるんです。結構知り合いのつて、というケースも多いです。

薬剤師同士のつて・横のつながりで、個人経営、小規模チェーン薬局などに再度就職する65歳以上の薬剤師が多く活用したい。

ツテが無い場合は、薬剤師転職支援会社を使えば大丈夫です。

参考記事:【薬剤師求人・募集】50~60歳以上可|正・パートの探し方

さすがにみなさんパートですが、相変わらず忙しく働いています。「定年したら家庭菜園を」なんて言ってた人も、結構すぐ働き始めてますね。

まぁ正直、趣味をするにしたってお金が掛かるし、孫が遊びに来るとか、旅行するとか、なんだかんだ出費が多いという事もあるでしょう。老後資金の備えの部分もあります。

でもそれ以上に、時間を案外持て余してしまう人が多く(薬剤師に限りませんね)、週3~4日程度フルタイムパートで薬局働く、などみなさんしています。

薬剤師65歳以上の働き方

正直言って、もし、薬剤師としての仕事が見つからなかったら、ふつうにシルバー人材センターなどで働くしかないですよね。時給が割り引かれるので、収入的には厳しいです。

ただ私の父は薬剤師じゃないんですが、シルバー人材センターで楽しく働いてます。

男の人ほど、定年後は引きこもったりすることもあるとはよく言いますが、新たに知り合う人も出てきて楽しくやってるようですね。

みなさん会社員時代はそれなりの肩書きを持ってる人ですが、もうそんな事は関係なく、楽しくわいわいやってます。ただやっぱり余りお金にはならないとの事。

薬剤師だと時給2,000円とか、そんなの当たり前ですが、シルバー人材センターとなると1/3程度、というところ。お金のためという感じでは無いですよね。地域のためという側面が強いですから。

収入面を考えると、出来る事なら70歳くらいまでは薬剤師の仕事をつづけた方が、公私ともに充実する働き方が出来ますね。

ただ65歳を過ぎても薬剤師として働く先を見つける事は結構容易にできるんですが、あくまで調剤経験があってこそ。調剤未経験だと非常に厳しい、というか地域によっては、ほぼ無理でしょう。

65歳以上の薬剤師が転職するのは無理・・とまで言い切ってしまうのは良くないですね。実際70歳くらいまでであれば、企業の管理薬剤師での募集があります。

私にも「70歳くらいまででいいから薬剤師いない?」と声を掛けてくる医薬品卸の会社などもあるんですが、いかんせん私は調剤薬局勤務。知り合いは調剤経験者の65歳以上ばかり。

そうするとみなさん、薬局で働きますね。

ちなみにその時「薬剤師いない?」と声を掛けてくれた企業の場合だと、契約社員で時給1500円程度。低いかまぁ微妙なところですが、調剤経験無いとやっぱりこれでも恵まれた待遇かもしれませんね。

仕事内容は「座ってるだけでいい」と言ってましたが、実際は多少書類の確認などの対応が必要のよう。検品や帳簿管理など簡単なデスクワーク。

蛇足ですが、「薬剤師、座ってるだけでいいから人いない?」っていう表現、あながち冗談でもなさそうで、薬剤師は本当に東京などの都心に集まっています。

それほど地方ではなくても、一歩都心部から離れるととたんに薬剤師が減るんです。そしてそういった場所にこそ、製薬工場だったり、医薬品物流センターだったり、そういったものがあるケースがほとんど。

こういったところ、正直年収がよくないので若い人にはとても不人気なんです。

私がかつていた製薬工場も、一番年収が高い年齢で650万円、と言ったところ。当然一人の管理薬剤師がこの年収ですから、「跡継ぎ薬剤師」は、その人がいるまで低い年収。

つまり40代中頃までは、年収400万~が良いところです。薬局やドラッグストアの初任給と同じレベルですね。だから不人気となってしまうんです。

ただ、65歳を過ぎて調剤未経験でも転職できる会社があるのは事実。

お住まいの地域次第なんですけどね。調剤未経験でも地道に探せばある可能性がある事には気を留めておきたいもの。無ければ無いので諦めるしかないですが。

どうせなら、65歳以降だって薬剤師資格を生かした働き方をしていきたいですからね。やりがい的にも、収入的にも。

64歳になったら薬剤師の仕事を探した方がいいかも

調剤経験があって、「退職したらうちで働いてよ」といったコネがある薬剤師なら問題ないですが、そうじゃないならあらかじめしっかり準備しておいた方がベターです。

ある程度、64歳以降は退職を待たずに転職してしまう方がスムーズかもしれません。

65歳になって退職してそれから仕事探し・・見つからないと空白期間ができてしまいますからね。薬剤師の仕事は無い、っていう事も当然あります。

いまさら転職活動なんて・・という気も起きるかもしれませんが、あなた自身が働いている地域で、薬剤師が不足してるか、足りてるか、まずはそういった情報収取が大事ですね。

働き方も余裕をもって

とは言え、これを機に働き方を考えるのも大切です。それまでフルタイムで働いていたら、週3日に減らしてみるとか。

あえて通勤に1時間くらいかかるところで薬局など探してみて、通勤時間を含めて読書をしたり楽しむ時間に充てるとか。

いろいろやりたい事を考えて、社会のコミュニティの中で働き甲斐をもって生活していく事がとても大切です。生き生きと働く、そして生活を見直す大きなチャンスかもしれませんね。

転職するか悩んだら

2024年現在、「将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。

◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい

そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事。そうすれば、また新たな一歩を踏み出すことが出来ます。

今のまま5年、10年働けますか?漠然と不安を抱えたままの人生なんて嫌ですよね。

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