薬の出荷調整で疲れ切っている薬剤師

薬の出荷調整で疲れ切っている薬剤師、きっと結構いるはず。基本は調剤薬局で働く薬剤師ですよね。そういう私も、在庫確保で嫌になっています。

「薬の在庫管理」というシンプルなものではありません。患者対応だったり、医療機関との対応などもっとしんどいです。終わりのないストレスで参ってしまっているのではないでしょうか。

もうこんな状況が（小林化工の問題以来）2年以上も続いてますし、落ち着くどころかますますひどくなっています！

「この薬は在庫がないし、入荷もたぶんしそうもない……」そんなのが日常茶飯事では、もはや薬剤師としての仕事の大部分が、在庫確保に費やされるような感覚に陥りますよね。

仕事自体がバカバカしく感じてしまう事もあります。なんでこんな無駄な事しなくてはいけないんだと！

だいたいこういうつらい状況に陥ってしまう薬剤師は、一人薬剤師か、周りに他に頼れるスタッフがいないためあなた自身への負荷が多い環境で働いている人です。

周囲が面倒くさい仕事だと思って手伝ってくれないと、相当しんどいですし、ストレスも強く掛かります。

今働いている薬局があまりにストレスが強い。だから転職したいと感じても「どこも同じでは……」と考えてしまってもおかしくはありませんよね。出荷調整で溢れているという状況は全国共通です。

もしあなたが年収がそこそこ良いなら、在庫管理の煩わしさからでも、あまり転職はすべきではありません。転職で年収が上がるケースは少なくなったからです。

ただ、もしあなたの年収が普通程度であるならば、もっと働きやすい環境を選ぶという事も大切な選択の一つです。

この2つを一緒に達成できるからです。

在庫管理の煩わしさに合わせて、何か転職したい理由があるなら検討すべき時期かもしれませんね。

人間関係が悪いとか、今の職場で10年後働いている想像がつかないとかなど。

薬の出荷調整のストレスが割と少ない薬局ってあるの？

どんな薬局でも「全国どこの処方箋も受け付けます」とありますが、実際は近隣の医療機関の処方箋が中心ですよね。

ですから、駅前で面調剤してるとかですと、非常に大変です。

もちろんマンツーマンでやってたって、今は色んな薬の出荷調整が続いているので楽ではありません。

その中では、比較的マシだと言えるのは、整形門前あたりですね。一番きついのは面ですが、他にも小児や専門性の高いところは代替薬といっても難しい部分が多いですから、出荷調整の苦しさからはなかなか逃れられないはずです。

整形外科門前の薬局は比較的おすすめ

求人サイトには「整形門前の薬局です！」などと記載ありますから、そうしたところを（自分の住まいの近くなど加味して）選ぶのがオススメです。

その分「高年収！」とかといった条件は厳しいかもしれませんが、別に整形門前だからと待遇が悪いわけでもないので、必ず働き方にもあった求人が見つかるはずです。

いつまで続くのか、薬の出荷調整。１年後には落ち着いているとはとても思えませんね。

転職するか悩んだら

2024年現在、「将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。

◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい

そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事。そうすれば、また新たな一歩を踏み出すことが出来ます。

今のまま5年、10年働けますか？漠然と不安を抱えたままの人生なんて嫌ですよね。

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転職で一番大切なのは、早めの行動。「急いて転職先を探さないと……」と思ってから焦って求人探しをすると、判断が鈍ってしまうからなんです。

「転職で失敗する事」が無いよう、早めの登録＆いい求人があったら転職するくらいのゆとりが大切ですね。

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