薬剤師と就職・転職活動

薬剤師が「転職したい」と思った時に注意してほしい事と対策

「転職したい、転職したい……」いつもそんな風に思ってしまう薬剤師になっていませんか?

これって言わば結構「末期症状」に近くて、私がこれまで一緒に働いてきた薬剤師にもたくさんいました。そして殆どの場合、数ヶ月で転職してしまいましたね。

私は薬局で薬剤師採用をしてるので、みんな入社する時はそれなりに「やる気」を出してくれます。でも環境だったり、やりたい事と違うと、当然の事でやる気も落ちます。

そういう自分自身、かつては「転職したい」とばかり思う薬剤師の一人でした。その理由は、単純に仕事がつまらなかったんです。

注意点

たぶん「転職したい」と思っても、じゃぁ次に何をやりたいとかって正直無い人が多いですよね。

それは今の職場で単に仕事をこなすだけになっているから。そして人間関係の悩みも多い。メンタル的にネガティブだと、ポジティブな転職活動とか想像つかないんです。

そういう薬剤師なら「とりあえず転職活動してみる」事を勧めたいです。一歩踏み出してみる事で、何かが変わるから。

仕事を含めあなたの生活を変えたいなら、キャリアアドバイザーがいる「マイナビ薬剤師」や「薬キャリ」で相談や、今の仕事の不満をぶつけて見ると良いですね。

薬剤師が「転職したい」→転職するケースがほとんど

あなたが転職したいと思うのには、きっと理由があるはずですよね。

私が薬剤師として働いてきて、一番転職したいと思ったのは「年収が低すぎた」時です。手取り20万以下でしたからね。

もちろん初めは納得して働いてたはずなんですが、同期の薬剤師の年収とは100万、200万違ってました。お金もやっぱり大事ですからね、生活もありますし。

ただ、他に辞めていった同僚、上司、部下を見ると、転職する理由は様々です。でもやっぱり人間関係が多かったですね。

「転職したい」薬剤師からの相談

私は採用もしてるので、自社の薬局で働いている従業員から「辞めたいんですが……」というような相談もたまに受けます。

もちろんその時点では、まだはっきりと退職の意志も決めてないし、転職活動もあまりしてない人も多いです。

転職したい理由を聞くと「上司と合わない」「薬局の人間関係が悪い」「この会社には将来がなさそう」などなど。聞きたくもない事も聞きます。

私も立場上、できれば転職せずに同じ会社で働き続けて欲しいです。でも一人の薬剤師として考えると「転職した方がいいよな」と感じる事もまた多い。

それは、私自身が何度も転職してきて、それでより良い職場・仕事に巡り合った経験からそう思ってしまうのです。

「会社の事を考えると辞めてほしくない」だけど「一人の薬剤師としては、自分が働きやすい環境に身をおいたほうがいい」そうするのが幸せなんじゃないかなーと、思ってしまうんですね。

薬剤師はたいてい転職する

優秀な薬剤師には、もちろんどんな理由だろうと「転職しないで欲しい」と説得します。不満があれば聞きますし、解決のお手伝いも出来る事があればやります。

ただやっぱり「調剤薬局」という小さな職場で働いている限り、なかなかその「転職したい」を覆す事は難しいんです。

なぜなら会社全体の事(業務に関する事)を変えるのは難しいし、その薬剤師を異動させるのも他の薬剤師が不満を抱く原因になるため。

まして、お金が理由だったらどうしようもなくて、私がお金で転職した経験を思い出すと、それなら違う道に歩むのがいいかとすら感じてしまいます。

まぁ「転職したい」っていう気持ち、凄い分かるんです。「辞めたい、違う所で働きたい」私も何度も思いました。そして実際転職しました。

「もしあの時転職してなかったら……」と思うと、怖く感じる事もあります。それは年収面もあるし、新しい職場での人との繋がりですね。

結局、次の道を選択するのはあなた自身です。もしそれで後悔したっていいんじゃないかなとも思うんです。だって一回だけの人生ですから。

何もしないで、同じところにとどまり続けて、それで5年後、10年後に後悔するほうがよっぽど取り返しがつかないですよね。

多くの薬剤師は「転職したい」と思うことが増えたら、しばらくすると転職する事が多いです。8割程度は、辞めて違う道を選びます。

そこで、注意点です。焦って転職すると失敗することがあるので、転職活動のポイントを簡単にまとめます。

転職したい薬剤師の転職注意点

転職したい=辞めたい、ですよね。それは普通です。注意したいのは、薬剤師の転職活動は他の職種と事情がかなり変わるという事です。

一般的(薬剤師などの医療職じゃない)には、次の転職先が決まってから退職の意向を上司に伝えます。転職先が無いなんて事になったら深刻ですからね……

ただ薬剤師の場合は、何だかんだ言っても次の仕事はすぐに見つかります。

注意点:転職に慎重になりすぎない

なかには、次で働く場所が決まらないと不安だという人もいるでしょう。

ただ薬剤師求人の場合、「欠員を補充する」というケースがほとんど(というか100%)です。

それが何を意味するかというと、ある程度早期に働ける薬剤師を中心に採用するという事です。つまり「いつか働けるか目処がたってない」「1年後くらいには」とかでは、調剤薬局側でも採用できません(病院などでも同じ)。

慎重に行動し過ぎると、今の職場でずるずると働く結果となってしまうという事で、転職したくてもなかなか一歩踏み出せない状況が続きます。

そうした理由により、退職する意向を伝える事と、転職活動はある程度平行してやっていく必要があるということですね。

注意点:年収に比重を置きすぎない

いま得ている薬剤師としての年収より、収入が下がってしまう転職をするのには抵抗がある人がほとんどでしょう。

ただ今の職場で働き始めた時のことを思い返して欲しいんですが、初めから年収が高い薬剤師は一握りです(「急募」とかですぐ手を挙げられた人など)。

例えば今の年収が600万円として、転職して550万円に下がってしまったとしてもある程度“一時的なもの”と受け止める必要があります。

何年か働いていく中で、自然と年収は上がっていくものです。つまり役職手当や年齢的な要素により3年、5年と掛けて上がるのが自然。

むしろいきなり高年収を謳っているような求人には気をつけてもいいくらいです。休みが少なかったり、めちゃくちゃ忙しいとかかもしれませんからね。

ワークライフバランスと言ったらありきたりかもしれませんが、働きやすさと年収のバランスを考えれば、むしろ少しは年収ダウンするくらいでも却って働きやすいかもしれません。

※転職したいという動機が年収の不満であるならば、もちろんそんな考えは無用です。転職サイトの求人には登録者のみの非公開求人といったものも存在するので、それを探せばよいだけのこと。

※年収はなんだかんだ大事です。私自身、年収アップのために転職したこともあって、大幅に増えました。やっぱり働いた分自分に帰ってくる事は大事ですよね。

マイナビ薬剤師

まとめ「薬剤師が転職したいと思ったら」

なんとなくダラダラと解説してきましたが、薬剤師が転職したいと思ったらまずは行動してみる事が一番大事です。

憂鬱な気分で何となく辞めたい辞めたいと思っていたところで、何も良いことはありませんよね。

  • 転職したいと思ったら、薬剤師転職サイトのエージェントに相談してみる
  • あまり慎重になりすぎず、自分の気持ち(どう薬剤師として働きたいか)を大事にする
  • 薬剤師資格を生かして転職できるわけなので、少し積極性をもっていい

こうした所を意識して転職活動をしていけば大丈夫です。

まずは行動する事が、一番大事ですね。きっと転職活動はうまくいく、そう思わないとダメです。我慢する必要なんて無いんですから。

マイナビ薬剤師

せっかく薬剤師資格をもってるんです。根拠なく自信をもって働いていったっていいじゃないですか……!(少なくとも私はそうしてきて良かったと思います)

転職するか悩んだら

将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。

仕事にやり甲斐を感じない・つまらない、そんな思いを抱えているなら危険信号。仕事が充実すれば人生全体も充実するのに、そんな生活では悲しいですよね。

◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい

そんな悩みを解決するために必要なのは、相談して客観的なアドバイスを受ける事。そうすれば、新たな一歩を踏み出すことが出来ます。

今のまま5年、10年働けますか?漠然と不安を抱えたままの人生なんて嫌ですよね。

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