薬剤師と就職・転職活動

薬局が閉局・つぶれてしまい異動の話が来たけど難しいと思う薬剤師の対応

大手チェーン薬局・ドラッグストアを中心に、今でも「出店攻勢」が続いていますよね。

ドラッグストアは特に「調剤併設店」を基本路線として出店しますし、売上や利益を確保するための、大手だからこその強みです。

新卒・転職者でも積極的に採用しているのはそのためですね。

しかしその一方で、あまり表には出ない事実もあります。それは記事タイトルの通りで、不採算となってしまった薬局、あるいは調剤併設Dgsでは、「薬局」を閉鎖する対応を行うことになります。

自分自身、そういった「あれ?以前は薬局あったのに今は物置だな……」という調剤併設ドラッグストアをよく見かけます。地方でも多いのです。

もし自分がそこで働いていたら、、、もちろん都心部など近隣に他店舗があり、すぐに異動出来る所であればその薬局に異動すれば(通勤出来る範囲であるなら)問題はないでしょう。

でも異動するような薬局が近くにない場合、そのままではかなり前途多難。もしあなたがそういった状況に陥ってしまった場合どう行動すればいいでしょうか?

地方だと異動先の薬局が遠すぎて通勤出来ない事も

まず考えたいのは、あなたがいまその薬局・調剤併設ドラッグストアで何年働いていたかという事。当然10年、20年働いたのでれば愛着もありますよね。
(※ただし、薬剤師は会社への帰属意識は極めて低いのが一般的)

いくら薬局(Dgsなら調剤部門)が閉局になって異動する必要があっても、どうしても今の会社に留まりたい、、、そう思う薬剤師もいるかもしれません。

自分自身、チェーンでエリマネをしてるんですが、やはり「薬局の閉鎖」はあります。主な理由は門前医療機関の医師の高齢化・医院の閉鎖ですし、それが一般的。

やっぱり面で受けている薬局は少ない中、門前医療機関の閉鎖は薬局にとっては致命的。そこで働いている薬剤師・事務も異動してもらう事になります。

ただ都心部の場合ではすぐ異動先の薬局があるものの、どうしても地方だとそうもいかないケースがほとんど。

会社としては配慮で異動先を伝えますが、やっぱり辞める・転職する人が多い。わざわざ通勤に2時間掛ける(往復4時間)くらいなら、もっと近場に薬局はいくらでもありますからね。

長時間の通勤が苦にならないというのなら話は別ですが、(片道2時間は大げさにしても)正直通勤時間は時間の無駄です。

もっとも「そもそも異動先の薬局があまりに遠すぎて、実質的に薬剤師として今の会社では働けない」というパターンもあって、これはもうどうしようもないのです。

これは大手チェーンに限った話ですが、それでも会社としては異動先を伝えます。それはたとえ「転勤」を伴っても。

会社の経営状況は決して悪くないのに「辞めてもらう」っていうのは訴訟のリスクが高いですし、やむを得ない対応。

でも九州で働いていた薬剤師が東北に異動するってほぼ無理です。せっかく薬剤師という働きやすい資格職なのに、そこまでする必要はないですよね。

ただこれは会社の事情ということで、たとえ非常に遠方であっても異動先を伝えざるを得ません。

薬局の異動が出来ないなら転職すべき?

移動先の薬局があまりに遠すぎる、そして会社の事情。そういった事を加味すると、薬剤師であれば基本的には転職先を探すほうが懸命のケースが多いです。

もちろん今の年収が800万以上程度だと、「今の年収を維持した転職はかなり難しい」それは現実的には可能性として高くなります(※地方は除く)。

ただ、チェーン薬局・ドラッグストアで働いていているのであれば、基本的には転職で待遇的にはそれほど遜色はありません。

中小規模の薬局に転職するのであれば年収も大幅に上がる可能性もありますし、大手でも福利厚生が良い会社も多いもの。

もっとも、働きやすさ・将来的にも異動なく安定して働けるという事も考慮しつつ転職先を探すほうがベターです。

今のような「薬局が無くなるので異動せざるを得ない」状況になってしまうことを繰り返し避けるためには、「地域に根ざした薬局を探す」方が、将来を考えると良いかも知れませんね。

もちろん「少し通勤には時間が掛かるけど今の会社より年収が100万上がる」方が良いのであればそちらを選択するのもいいですし、それは多くの薬剤師求人から希望に合ったものを選べば良いだけのこと。

まず早めに「自分が働きたいと思える薬局探し」をする、それをしていく事が大切です。結果として「今の会社に留まる」でもそれは仕方が無い事。

転職を躊躇する薬剤師もいるかもしれませんが、「異動先の薬局が無いのに、閉局して働く場所をなくす会社」が冷たい。仕方ないもののそう捉えるようにし、まずは前向きに求人探しからスタートするのがベストです。

求人探しでは、なるべく大手の紹介会社か、薬局求人に強いところで探すのが大切。

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希望の勤務地や年収交渉も任せられるので、希望条件をしっかり伝えることも大切です。

薬局が閉局して異動先の薬局が無いというのは、これは門前医療機関の都合で運で仕方の無い事なんです。将来安定して働ける職場探しが大切ですね。

「異動出来ない」と思わずに今の薬局で異動する選択肢

薬局が閉局、つぶれる、そうした場合異動をすることになるものの、やっぱり出来れば転職したくないという薬剤師もいるかもしれません。

これまで自分が目にしてきたケースだとやはり退職し転職というケースがほとんどですが、もちろんどうしても転職したくないという薬剤師もいますよね。

通勤が2時間以内であればなんとか働き続けることも出来ると思うんですが、それでも今後10年、20年ずっと働けるかと言ったら難しいところ。

体力的に厳しくなってきますし、もちろんその異動先の薬局だって将来はどうなるか分からない側面もあるからです。

個人的には転職するべきだとは思うものの、それでも転職したくないのであれば、やはり転居(引っ越し)ということも考えなくてはいけないでしょう。

通勤が2時間以上掛かるのであれば、転居費用はもちろん、引越し先を社宅扱いしてくれる可能性だってあります。
(ただし大手チェーンは就業規則でこういった補助の部分も厳密に決められているので、交渉の余地はありません)

中小規模、チェーンといっても50薬局以下程度の、全国展開していないような会社であれば交渉は可能かもしれないので、しっかり会社と話し合いが大切になってきますね。

まとめ

薬局が閉局する、つぶれてしまうのは仕方ない事です。こればかりは「処方箋を受ける」という薬局の性質上やむを得ないもの。

ただそれを機に「他の薬局への異動を伝えられた」場合、あまりに遠すぎると働き続ける事は難しです、現実として。

あなたが50代半ばで定年までもうすぐ、、、というのなら我慢して働くことも考える必要もあるかもしれませんが、将来を考えて行動することが大切です。

「異動出来ない」そう決めるのは転職先があるかないかを判断してからでも問題はありません。異動先が遠いような地域ほど、薬剤師不足であるケースが多いからです。

悩み続ける前に、まずは転職活動を通じて「よりよい会社で働けるかどうかを判断する」という事が大切になってきますね。

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