薬剤師も2回目の転職となると「本当に2回も転職していいのだろうか」と心配になってしまう人も、中にはいるかもしれません。
私自身、それよりずっと多く転職回数があります。少しの注意点さえ意識すれば、心配する必要は全くありません。
これは決して自分だけの主観的なものではなく、私が薬剤師の採用をして履歴書を見る際にもあまり気にしていないからです。
「少しの注意点さえ意識すれば」というのは、2回目の転職ではあなたが履歴書作成や面接の際に、どういった対応をとるのが大切かと言うこと。
この記事では「薬剤師が2回目の転職を考えた時」に不安なく行動出来るよう、注意点をお伝えしていきます。
薬剤師の2回目の転職は面接が全て!
薬剤師の2回目の転職と言っても、年齢によって少し状況が変わるかもしれません。20代なのか、30代なのか。
ただ年齢に関しては、若ければ若い方がいいです。いくら2回目の転職といっても、やはり経験豊富な50代に対しては年収を払う必要があるので、それならまだ経験が浅くても若い薬剤師に働いてもらいたいからです。
でも裏を返すと、20代、30代で2回目の転職となると「多すぎると思われるのでは……」と心配する薬剤師もいるかもしれませんよね。
でも逆に、「全く心配ない!」と自信満々過ぎると、転職活動がうまく行かない事もあるので注意が必要です。
面接対策ってどうするの?
薬剤師の転職理由は人それぞれ。引っ越しなどでやむを得ない場合もあれば、人間関係など色々あります。
私が面接をする際には「どうして前の薬局や病院を辞めたんですか?」とは聞かないです。言いにくい事もあるし、そもそもそれが本当の理由か判断出来ないからです。
面接では、どんな事を聞かれるか分かりません。これまでの職歴(薬局や病院などでどういった仕事をしてきたか)、退職理由、答えにくい事も聞かれるはずです。
そうした「面接の準備」というのは、自分ではやはり限界があります。面接官にも色々なタイプがいますからね。
薬剤師が転職活動をする際には紹介会社を利用しますが「しっかりと面接対策」をしてくれる所が大切です。電話だけで求人紹介してもらっても意味が無いんです。
例えば、薬キャリエージェントを利用してみる。
こうした紹介会社を利用すれば、2回目の転職活動でも不安なくすすめて行くことが出来ます。あなたを一人の薬剤師として「客観視」してくれる存在が大切なんです。
2回目で注意したい薬剤師転職のポイントは?
薬剤師が2回目の転職という事は、3つ目の職場を選ぶということ。出来れば、これからは同じ職場で働き続けたいですよね。
だから、しっかり「どうして2回、合わない職場で働いていたのか」それを振り返る機会にしてもらいたいです。
- 薬局・病院の方針と合わない
- 人間関係が良くない
- 実際働いてみたら理想と違う
- 収入が上がらない
- 薬剤師として将来不安
色々あると思うんですが、全てとは言わないまでも「解決出来る職場」探しを、しっかり薬キャリエージェントなどのキャリアアドバイザーと一緒にしていく事が大切です。
私も2回どころじゃない転職をして、一時期は「薬剤師として合う仕事なんて無いんじゃないかな……」と感じたことすらあります。
でもそんな事は無いんですよね。
転職活動中って目先の条件(年収や休み)とかに目がいってしまって、どうして転職をする事になってしまったのかって、意外と忘れてしまうんです。
人間関係が嫌で辞めたのに、転職活動だと年収に目が行ってしまう……気持ちはとってもよく分かります。年収が50万、100万上がったら嬉しいですから。
でも、2度目の転職という事実はしっかり持つこと。いくら年収が上がったって、働きにくい薬局だったのでは本末転倒なんです。いつか仕事に嫌気が差して、また転職を考えるのでは意味がありませんよね。
それだからこそ、「ただ求人を探して応募する」という事は避ける事が大切なんです。
これまで働いてきた「キャリアの棚卸し」をアドバイザーと一緒にする事。それがあなた自身の将来に向けた転職活動への大切な要素になってくるのです。
薬剤師が2回目の転職活動を成功させるために
まとめです。2回目の転職、まだ20代・30代なら、薬剤師であれば全く問題はないです。やっぱり求人も多いし、正社員なら「ぜひ来て欲しい」という薬局が多い。
ただ、しっかりと「どうして2回目の転職をする事になったか」その理由を持ちながら転職活動をする、それが大切です。思考停止して「良い求人無いかな」ではダメです。
今まだ働いているなら、働きつつ転職活動する事もいい選択です。それなら最悪、結果として今の職場に留まる選択肢もとる事が可能だからです。
早く転職したい薬剤師は別ですが、まずは3ヶ月、半年以内程度を目安に転職活動を開始するとゆとりを持つ事ができます。
しっかり面接対策、キャリアについて一緒に考えてくれるアドバイザーに相談する。それこそが最も大切なのが、薬剤師の2回目の転職なのです。
全く不安に思う事はありません。少し心にゆとりを持って転職活動を行っていきたいですね。
薬剤師の2回目の転職で大切なのは、「面接対策」「これまでのキャリアの棚卸し」「転職動機を忘れずに転職活動」です。
長く働ける、ワーク・ライフ・バランスを意識した働き方が出来る職場探しが大切。
まずは「薬キャリエージェント」などのキャリアアドバイザーに相談から始める事が、良い職場選びの重要なポイントとなってきます。
2024年現在、「将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。
◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい
そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事。そうすれば、また新たな一歩を踏み出すことが出来ます。
今のまま5年、10年働けますか?漠然と不安を抱えたままの人生なんて嫌ですよね。
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転職で一番大切なのは、早めの行動。「急いて転職先を探さないと……」と思ってから焦って求人探しをすると、判断が鈍ってしまうからなんです。
「転職で失敗する事」が無いよう、早めの登録&いい求人があったら転職するくらいのゆとりが大切ですね。
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