薬剤師が人手不足で自分に負担が掛かってつらい

薬剤師が調剤薬局・病院で働いてよく直面するのが、薬剤師スタッフの人手不足。そうなる事で、あなた自身に色んな負担が掛かってきます。

人手不足でしんどくても、それでもし給料が大幅upするならまだ我慢出来ますが、そんな事はほとんどありませんよね（残業代が増える程度）。

ひどいと、薬剤師の増員をお願いしても「いま募集してるので」とずっと言われ続けて、それで終わりです。

会社は（せっかく）削れた人件費を無理にまた捻出しようとはしないんですよね、あなた頑張ってそれなりに仕事が回ってしまってると。

◆あなたが頑張って仕事をこなす→薬剤師足りてると思われる

そのため、薬剤師募集も必死にしなくなります。非常に安い給料・待遇で募集して、来てくれたらラッキー、くらいで募集を掛けるくらいです。

薬剤師もなんだかんだ人手不足の所が多いので、少し手厚い年収を提示したりしないとすぐに応募は来ません。そのため好待遇で募集する事はせず、普通（かやや低い）年収で求人募集していたって、何年待っても応募なんか来るわけ無いのです。

今のままで辛いという状況なら、「薬キャリエージェント」で今よりいい求人がないかだけでもチェックしておく事で気持ちに余裕も出てきます。

薬剤師不足の職場でつらくても働き続けるべきか？

そこまで仕事内容に不満はなくても、そんな薬剤師人手不足な環境で働くのはしんどいとは感じているはずです。

転職するべきか、働き続けるか悩んでしまう薬剤師は多ですし、辞めてしまうケースも少なくありません。

判断するポイントとしては、今の職場で働き始めた時と比較して現状どうかという事。

環境が悪くなる状況が続いているなら、転職先や求人探しを始めた方が良いです。働きやすい職場なんていくらでもあります。

薬剤師が少なくても、問題なく業務が進んでいるなら、負担軽減のためだけに薬剤師を雇ったりしません。

パート薬剤師を混む時間ピンポイントで雇うなどはしてくれるかもしれませんが、細々した業務（雑務）を分担できるほどではないです。

人手不足を感じながらでも業務が行えてしまうなら、薬剤師の補充をしてくれる可能性は低いものとなります。人を増やすのでは無く、より仕事の効率化を求められる事でしょう。

今の時代薬剤師不足でつらい状況の薬局・病院はわずかです。

もっとも、薬剤師は女性比率が多いため、どうしても退職や休職などにより、一時的に薬剤師が足りなくなる事はあります。

しかし、6年制になって以降、近年では薬剤師不足も解消され、ひどい薬剤師不足の職場はなくなりつつあります。慢性的に薬剤師不足なんというのはあり得ないのです。

それはただ単に薬剤師募集をする際に低すぎる条件（年収）で募集しているか、経営上の問題であまり薬剤師を雇いたくないかでしょう。

繰り返しですが、薬剤師不足の職場（薬局・病院）は減っています。それは、薬剤師の供給が十分に追いついてきたからです。

そんな今の状況において、薬剤師が足りないと感じる職場で働く意味は、何もありませんよね。少なくとも、相当程度の待遇（年収・時給）を得ているのでなければ、ただ安く仕事させられているだけに他なりません。

あなただけに負担がかかる状況で、このまま働きつづける意味などないのです。

職場に適切な数の薬剤師が配置されれば、心にも余裕がでますし、過誤などのミス・間違いを起こすリスクもぐっと減ります。

これは薬剤師だけの話ではなく、どんな仕事だってそうなのですから。

転職するか悩んだら

2024年現在、「将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。

◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい

そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事。そうすれば、また新たな一歩を踏み出すことが出来ます。

今のまま5年、10年働けますか？漠然と不安を抱えたままの人生なんて嫌ですよね。

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転職で一番大切なのは、早めの行動。「急いて転職先を探さないと……」と思ってから焦って求人探しをすると、判断が鈍ってしまうからなんです。

「転職で失敗する事」が無いよう、早めの登録＆いい求人があったら転職するくらいのゆとりが大切ですね。

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