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薬剤師と就職・転職活動

薬剤師は2~3月の転職活動がおすすめな理由【求人数が多い】

知り合いの薬剤師から「いい転職の時期ってありますかね?」という質問をたまに受けます。だいたいは、いつかは転職したいと思ってる薬剤師からです。

基本的に薬剤師は一年中求人が出てるし、急に辞めたりする人も多いから、そこまで気にする必要はないなって思っています。

でも、いい条件(収入面や休み等)で転職したいと考えていたり、より多くの求人から探したいなら、2~3月(特に3月)を中心に転職活動するのがおすすめです。

薬剤師なら2月頃から転職活動を始め、3月中に転職先を決めるという流れですね。

この記事の要点

薬局を始めとして、薬剤師を採用したい所は新卒採用を見込み、年明けからの中途採用は控え気味になります。

しかし、内定者の30%ほどは国家試験に落ちてしまうため、その人材の補充が必要で対応がする必要があるのです。

そうした事もあり、薬キャリエージェントなどに正社員求人が増えるのが春先の傾向。求人が多く、2月から3月にかけては転職におすすめの時期と言えます。

結論は上記ですが、念のため少し解説を加えていきます。

薬剤師は3月に転職活動すると良い理由

いまあなたが薬局・病院、どういった職場で働いているかにもよるんですが、基本的にはどこでも薬剤師って人でが足りなくて困ってます。

そうした事を実感として持っていれば「別に3月じゃなくてもいいのでは?」と思うかもしれませんよね。

ただ、いくらパート薬剤師がたくさんいても、役割の違いから正社員薬剤師の負担はどうしても軽くなりません。

そうした中で、4月から新入社員が入るっていうのは、大きな希望ですよね。成長するまでには少し時間が掛かるものの、やっぱり正社員が入社してくれると仕事が一気に楽になります。

自分の職場にも新入社員(国家試験合格者)が入る予定だと知らされているケースも多いかもしれません。

でも・・・やっぱり薬剤師国家試験に落ちてしまう人は結構多いのが現実です。

新年度から社員が増えると思ってたのに……

薬剤師は年収が高くて、雇用する側としてはむやみやたらに中途採用はしません。

そのため、新年度から入社予定の内定者がいれば「春になったら入社予定だから、今は薬剤師少ないけど我慢して」と言われるケースも多いです。

その言葉を信じるからこそ、少ない薬剤師人員の中で働いていてつらいなと思いつつも、ある種の希望を抱きながら働いていける訳です。

2月下旬の薬剤師国家試験で明暗

薬剤師ならば誰もが通る、薬剤師国家試験。簡単だったと思う人もいれば、難しくて大変だったと思うかもしれませんね。

でも多くの薬剤師は知ってると思うんですが、かなり大学によって合格率に差が大きいです。

「簡単だった」と思う薬剤師には信じられない部分かもしれませんが、大学によっては一握りの学生しか合格出来ません……。

上司「内定してた学生は国試落ちた」

自分「えっ……(そんな)」

という状況が、どんな職場(薬局・調剤併設DS・病院等)でも繰り広げられている訳です。

そのため、新年度からの薬剤師人数に支障が生じてしまい、その分3月に薬剤師求人が増える事になるんです。

これは中小チェーン薬局でもそうですし、大手チェーンでも同じです。規模が小さいほど、その影響は大きいかもしれませんよね。

もちろん3月の転職者はアテにせず、人件費をケチってそのままの薬剤師人数で運営する所もあるはずです。

しかし、そうした職場は結局薬剤師不足の苦しさから薬剤師が辞めてしまうので、さらに薬剤師不足と悪循環に陥ってしまいます。

今いる社員を繋ぎ止めるためにも、やっぱり薬剤師の補充は必要不可欠です。

ここまで説明してきましたが、何となく分かるでしょうか。

簡単に言うと、薬剤師国家試験落ちる内定者の分、薬剤師を採用しないと運営に支障が生じてしまうという事ですね。

と言っても3月から転職活動を始めてもすぐにマッチした求人が見つかるかは分からないので、2月くらいから早めにエージェントに希望を伝える事が大切。

「こういう条件の求人を探してます!」という事を3月までに伝えておく事が大切になってくるんですね。

何社も薬剤師求人サイトはありますが、正社員・20~40代までならば「薬キャリエージェント」が1番求人数が多いのでおすすめです。

パート求人は1番多いとは言えないので、「薬キャリエージェント」や「ファルマスタッフ」を利用するといいかもしれませんね。

他にも薬剤師に2,3月の転職がおすすめな理由

大きな理由は上記でお伝えしてしまったんですが、他にも3月を中心として転職活動をするメリットがいくつかあります。

新年度から心機一転出来る

どの規模の薬局やドラッグストアでも、4月は新年度。つまりその会社なりの1年がはじまります。新入社員だって入ってきますよね。

そうした事もあり、3月くらいに転職先を決めて新年度から働き始めるという事は、薬剤師だからという事は抜きにしても、新たな気持ちで仕事に臨むことが可能です。

意外にこの事はバカに出来なくて、他にも同じ時期に入社する社員が多いため、同期入社という形で働く事で、横の連帯感が生まれます(中途社員の研修などもあるケースが多い)。

評価制度なども新年度からのケースがほとんでしょうし、そうした点でもうまくやって行きやすい環境かなと思います。

でも一番は、「新年度から!」という心の部分が大きいかも知れませんね。

薬局なら3月の転職活動で良く見える

2~3月に掛けては、一般的な話として、調剤薬局では繁忙期とされています。つまり、花粉症やらインフルエンザやらですね(インフルはシーズンによって差が大きいですが)。

薬キャリエージェントなどで転職活動をすると、薬局への面接同行などもしてくれるのですが、その一番忙しい時期に見学出来るのが大きなメリットです。

「暇そうだな」と思って働き始めたら、実は冬場が凄い混んで薬剤師不足だった……なんていう事もありません。

ただし、皮膚科の処方箋を多く応需する薬局に関しては、冬場より夏場の方が忙しいです。その事は、薬剤師だったら覚えて置いても損はないでしょう。

繰り返しですが、基本的には2月、3月の薬局の雰囲気を見れば、どの程度忙しいかがよく分かるし、また少し落ちついた4月から入社であれば業務にスムーズに入っていけると言えますね。

転職するか悩んでる薬剤師なら3月がおすすめ

という事でまとめですが、私は普段「どの時期が転職にいいか」と聞かれた時、本当は「そう思ったらすぐに転職活動を始めるのがいい」と答えます。

なぜなら「本当にいい求人」って、パッと出て、パッと埋まってしまうため。運の要素が強いからです。

でも「いつか転職しよう」「転職したいけど踏ん切りがつかない」そう普段から思っている薬剤師なら、3月は求人も多くおすすめの時期です。

働きがいがあって、そこそこ収入も手にして働く、というのが理想ですよね。それには、やっぱり薬剤師求人数の多さは重要な部分です。

悩んでいるのであれば、2月から3月に掛けて転職活動の1歩を踏み出してみるのは、いい選択肢となるはずですね。

まずは「いい求人あるかな」くらいの温度感でも、エージェントに相談してみるのがおすすめです。

薬キャリエージェントなら、正社員求人はもちろん、初めての転職でもサポートが手厚いので、2,3月を中心に求人探ししたいなら利用したい所ですね。

転職するか悩んだら

2024年現在、「将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。

◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい

そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事。そうすれば、また新たな一歩を踏み出すことが出来ます。

今のまま5年、10年働けますか?漠然と不安を抱えたままの人生なんて嫌ですよね。

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「やっぱり最大手の転職サイトが安心」なら、薬キャリエージェントがおすすめ。みんなが使ってるからこそ、新しい情報に基づいた求人紹介が可能です。

あなたの希望条件に合った求人をコンサルタントが探してくれるので、転職活動で多くの求人から”少しでもいい条件”で探したい薬剤師に向いていますね。

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