無事に薬剤師になり、社会に出て働く。学生時代とは全く違う世界ですよね。
不慣れな仕事に戸惑う事はあっても、自然といつしかやり甲斐を持って仕事に携わる事ができる……!そう思っていたはずだった。
でも、全然薬剤師としてやりたい仕事じゃなかった……自分にどうも合ってそうもない。そうなるととても苦痛です(私も何度も経験しました)。
これは調剤薬局だろうと、病院だろうと同じです。
これは何も薬剤師になりたての人だけに当てはまるわけじゃありません。在宅中心の薬局に転職したけど、大変なだけで全くやり甲斐を感じられないとか、よく聞く話です。
この記事では、今の仕事に全く興味がもてずやり甲斐を感じられない薬剤師が、どう将来に向けて行動していけば良いかを、選択肢を挙げて考えていきたいと思います。
とは言え、だいたい以下のようになります。
1.割り切って、仕事に楽しさ求めずに労働する
2.長い人生、仕事もやはり大切なので、自分に合った仕事選びをする
3.旅に出る
生活にゆとりがあり、長い旅に出られる人は、仕事を辞めて自分探しの旅にでましょう。 長い人生そういう経験もありだと思います。
ほとんどの薬剤師は、もう思考停止で「労働」を続けるか、違う仕事探しをするしかありませんね。どちらが悪いという事はありません。人それぞれ、置かれた立場もありますから。
【選択肢.1】やりたい事じゃなくても我慢して今の薬剤師の仕事を続ける
やりたくない、つまらない仕事を続ける、悲しいですよね。でも社会人として働くという事は、そう思いながら働いている人も多いのが現実です。これは薬剤師に限った事ではありません。
たとえ自分が全く面白く思えない仕事だって、お給料を得られているという事は、誰か患者さんの役に立てているという事は間違いありません。
調剤薬局であれば、だた処方箋を受け付け、調剤し、投薬する。それだって社会上とても大切な役割なのです。
あなたが退職してしまえば、別の薬剤師が代わりに出来る仕事である事がほとんどでしょう。でもどんな仕事だってそんなものです。悲しい事ですが。
薬剤師に限らないです。どれほど多くの社会人が「今の仕事が天職だ」「やりたい事やれて楽しい!」と思って働いているでしょうか。それほど多くはないはずです。
あまり甘い事を考えず、やりたい仕事じゃなくったって、薬剤師としての業務を遂行していくことは、とてもかけがえのない事ですよね。
でも、そんな考えで働くのは、悲しすぎますね。。。
人生一度きりなのですから。
【選択肢.2】少しでも自分が薬剤師としてやりたい仕事を探す
そもそも「仕事」に対して人生でそこまでウェイトを置いていない人であっても、人生の大部分の時間を取られるのが仕事です。やりたい事じゃないと色々きついです。
6年間薬学部で学び、国家試験を通り薬剤師となった訳ですから、多少仕事にはわがままになっていいと思うのです。我慢ばかりしていたのでは、何も変わりませんよね。
いくつかのケースに分けて、どう対処してよいか考えてみましょう。
A.すでに薬剤師として何か他にやりたい事がある人
他にやりたい事があるなら、悩んでいるだけ時間の無駄です。仕事合わないな~とか悩んでいるくらいなら、早く行動にうつしましょう。
もっとも、その「やりたい事」だって、様々な事情からすぐに取りかかれるとは限らないですから、そういう状況でただ耐えているのはしんどいですよね(お金を貯めないといけないとか)。
割り切ってお給料をもらう為、そのためだけに働くのもつらいものです。
一時的に気分転換として、違う仕事をしてみるというのも検討してみてもいいかもしれません。よほど都心部にこだわらなければ、薬剤師の求人は多いものなのですから。
「他にやりたい事がある」というだけでも、前向きに頑張れるものです。よほど辛いのではない限り、じっと耐えて働くのも、時には必要かもしれません。
(仕事はやりたいものではなくても)薬剤師としての様々な経験が自然と積めると考え、ポジティブに思考転換して働いてみましょう。
B.今は他に薬剤師としてやりたい事がない場合
「今の仕事はやりたい事じゃない」けど、「何がやりたいか分からない」こう考える薬剤師が一番多いかもしれませんね。
私自身(もちろん薬剤師です)、ドラッグストアや企業、調剤薬局など色々な会社で働いてきましたが、「何かこれがやりたいから転職した」という形ではありませんでした。
仕事つまらない→辞める→何か楽しそうだから就職→面白くない→辞める→就職
その繰り返しでした。年配の薬剤師からは批判浴びても仕方ないですね……
そもそも薬学部を卒業すると「薬剤師」という枠の中で働かざるを得ない訳で、かなり選択肢が狭いのも事実です。
薬剤師以外の道を選ぶ事だってもちろん良いですが、大多数の人には難しい選択である事は事実です。少しあがき、どうしようもなくなったら、薬剤師は辞めましょう。
ただそんな形であっても、いくつもの職場を経験しているうちに、何となく分かってくるんですよね。自分には薬剤師としてどういう仕事が面白いと感じるかという事が。
おなじ「調剤薬局」であっても、仕事内容・職場の雰囲気は様々です。
- 処方箋の応需科目
- 在宅の取り組み具合
- 会社の大小
- スタッフとの関係性(人間関係)
- 経営者がどういう人か
もしかしたら仕事内容は同じだって、一緒に働く人次第では「面白いな」って感じる事もあります。仕事なんて意外とそんなものです。
あなた自身が今の仕事を楽しいかどうかも大事ですが、単に薬剤師としての仕事環境を変えるだけでも解決してしまうケースが多い事は覚えておいても損はないですし、それなら気が楽になるはずです。
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はっきり言って、悩んでるのは時間のムダです。自分に合ったような仕事が見つかるまでは今の仕事に勤しめばよいのです
C.どう行動すれば良いか分からない場合
今の仕事は自分に合ってないと思いつつも、思い切った行動(といっても転職ですが……)をする勇気が無い薬剤師も、また意外と多いもの。
しかし「今のままでは良くないと思うけど、この先どうしよう」そう思っているうちに、無情にも時間は過ぎるばかりです。
まぁ、まだ「悩んで行動出来ないな」とか思ってるうちは良いんです。
それがいつしか「行動したいけど、年齢的に行動できなくなった」という時がやってきます、これは間違いなく。
色々仕事を変えたり出来るのも、20代、30代前半までです。いくら薬剤師は求人が多いからといっても、40歳すぎて転職してばかりの人材なんてどんな職場も敬遠します。
今の仕事に疑問をもっていてやりたいと思える仕事じゃないなら、早い内に薬剤師資格を活かし、面白い仕事に巡り会えるよう「一歩」踏み出してみる事はとても大事です。
いつか後悔する前に。
2024年現在、「将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。
◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい
そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事。そうすれば、また新たな一歩を踏み出すことが出来ます。
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