薬剤師と就職・転職活動

薬局を辞めさせてもらえなくてつらい、どうすればいいの?

この記事は「こんな薬局辞めてやる!!」とバシッと退職願いを出せるような方向けの記事ではありません。

薬剤師として書いてますが、すべての会社員が使える手段です。

「この薬局、辞めたいのに辞められなくて、辛くて限界・・」

という方に向けた内容です。アスリートではありません。限界に挑戦する必要など、何もないのです。

薬剤師についてですが、まず、辞めなくてもいい可能性もありますよね。

転職で解決できる事と、出来ない事については以下の記事も参考にしてみてください。

参考:労働基準に関する法制度(外部リンク 厚生労働省)

薬局を辞めたいのに限界まで挑戦する意味はない

さて、薬剤師をしていて「辞めたいと思った事が無い」なんていう人は、ほんの一握りかなと思います。

100%今の職場に満足している人なんていないと思いますし、職場、特に狭い薬局の中で生じるストレスというのは、ある程度の慣れ、つまり耐性が必要なほどつらいものです。

でも、そのストレスは社会人として経験する当たり前の物では無いかもしれません。

私自身、薬局・ドラッグストアにおいてはいわゆる「ブラックな会社」はほとんど無いと思っています。

しかし、例えば50薬局あるチェーンであれば、会社としてそうとは言えなくても、とある薬局で「ブラック化」が起きます。

あなたが勤める薬局で、例えば以下のような状況に陥ってしまったら要注意です。

  • パワハラがまかり通る(度を越して叱責される・怒鳴られる)
  • セクハラで嫌な想いをする(同性同士でもプライベートな事を聞かれて嫌な事は多いです)
  • どう考えても極端な、薬剤師・事務不足での運営
  • 倫理的におかしな状況(薬歴未記載等)
  • 人間関係がどうにも耐えられない

しかし、いざ「辞めよう」と思っても、あなたが優秀であればある程、引き留めに合う事は間違いありません。

辞められないのは優しいからです

優しいあなたは、いつまでも「辞めたいけれど、辞められない」という状況に陥ってしまい、いつしか精神的にも苦しい状況になってしまいます。

たぶん「自分がいなくなったら薬局が人手不足になってしまう」そう考えがちです。ただ人員配置は薬局開設者が考える事であり、あなたが考える事ではありません。

ある程度だったら耐えられるかもしれませんし、世の中理不尽な事も多く、多少の忍耐は必要でしょう。

でも、その限度は自分自身では分からないです。まじめな話、病んでしまう方がとても多いのも実情です。

薬局を必ず辞めたい場合の方法

薬局をすぐに辞めたくても、一般的には、上司に退職の意向を伝える→3か月後などに退職、という流れです。

ただ、この薬剤師不足の折、当然の事ながら、なんとかしてあなたを引き留めようとします。(私だって引き留めます)

円満に退職できるのが理想かもしれません。でも繰り返しますが、無理して働いて、身体を壊したら終わりなのです。

ちょっと私の退職経験談です

少しすみません、私の過去の話です。

上司に「退職したい」と伝えるのは、心が痛むものです。薬局内では劣悪な環境でも、相談できるような上司は優しかったりますからね。

私は・・薬局、企業、ドラッグストア、計3回退職してますが、初めは退職を申し出る事に3ヶ月費やしました。

私のように、3回も退職すると“慣れ”ますが、それでも初めは辞める事を申し出るのに大きな苦痛を感じてしまっていた程です。本末転倒でした。

もちろん嫌だから辞めるなんていう理由ではなく、円満に退職しようしましたが、そうすればそうするほど、確実に引き留められます。「嫌で辞める」に、円満も何もないのです。

ちなみに3年はまず我慢して働けというような偉い人の話しもありますが、3年我慢する必要はありません。

むしろ私の中では、20代のうちに薬剤師として違う業界で4社、色々経験できた事はとても貴重な財産です。

薬局が引き留めきれない状況は2つです

薬局上司はなんとかあなたを引き留めようとしますが、それでもどうしても無理だという場合があります。

つまりあなたが確実に辞められる状況になる状況は次の2つです。

  1. 次の転職先が決まっている
  2. 退職願い(退職届け)を出す

以上の2つについて、次からなるべく簡単に説明します。

薬局をスムーズに辞めるには次の就職先をある程度決めておく事も

順序としては、先に退職願いを出す方が手っ取り早いですが、「次の就職先が決まっています」となると、それ以上の引き留めは会社としては、非常に困難になります。

薬局や、ドラッグストア、病院、薬剤師の就職先はいくらでもありますよね。その点は心配なし。

次の就職先が正式に決まってなくても、転職活動を実際に行えば、転職エージェントが担当について色々とアドバイスをしれくれます。あなたの代理人ですね。

登録すると担当者さんから電話が掛かってきます。色々ヒアリングしてくれるので、今の状況、つまり辞めたいのに辞められなく、困っている状況を相談するのが近道。

ちなみにですが、薬剤師の転職支援会社の担当者さんは「今の薬局をやめたい」という相談も親身になって乗ってくれるので、スムーズなやめ方も指南してくれます。

参考:マイナビ薬剤師であれば、エージェントがしっかり対応してくれます。転職ありきではなく、まずは相談という形で大丈夫。

※3ヶ月としたのは、辞めるまでに2週間程度、有休消化をするのであれば+1ヶ月、+休養として1ヶ月としたからです。

休みをもう少しとりたければ、4~5ヶ月後の転職でももちろん大丈夫です。そして、これと合わせて、しっかり退職願いを出しておきましょう。

薬局を辞めるには退職願いを出す事が大切

薬局を辞める際に退職願いを出す。こんな事、当たり前の事と思うかもしれませんよね。

でも「分かった。ひとまず預かっておくよ」なんていう、曖昧な対応をされていないでしょうか。ひとまずじゃなくて、永遠に預かられます。

あなたが有能であればあるほど、会社は無理にでも引き留めようとします。それは当然の事でもあります。

また、就業規則などに「退職は〇ヶ月前に申し出を」なんて書いてあっても、法的な根拠はまったくありません。辞める事は労働者の権利なのです。

退職届けを曖昧にされないようにする方法

上記のような対応をされてしまい強引に辞めさせてくれない状況であれば、かなり精神的にも厳しい状況ですから、退職代行サービスを使う事がスムーズです。

「退職代行とは何だ」って思う方もいるかもしれません。ただ最近はテレビでも大きく取り上げられているので、知ってる方も多いと思います。

「もう薬局に行くのすら辛い。出社が辛い。」そんなよくある場合に、あなたが無理せず、退職をあなたに代わって行ってくれる退職代行サービスです。

どんな感じかざっくり言うと、以下の通りの内容です。

ポイント127,000円で追加料金無し、最も良心的な会社の一つ!
ポイント2行政書士が代行してくれます
ポイント3ほぼ100%成功しますが、ダメな場合は返金保証あり。
ポイント4薬剤師も対応してます(当たり前ですが)
ポイント5色々メリットが多いのでリンク先参照

正直言って、一刻も早く辞めたい方は、ここで「どうしようかな」と悩む前に、まずは相談してみましょう。

たぶんその瞬間から、大きなストレスから解放される事は間違いないです。

退職代行SARABAへのお問い合わせ

辞める勇気が必要な事もある

最後に、過去いろいろな薬剤師を見てきて、そして自分自身を振り返って思う事です。

ある程度の経験を積み、年齢を重ね、収入も上がり、そして家族を養う立場となると、いくら肉体的にも精神的にも限界に近いと感じても、退職するという手段を取れなくなってしまう方が多いという事です。

薬剤師は転職で年収が上がっていきますが、とは言え、都内で年収800万円の薬剤師がそれを維持した転職はほぼ不可能です。

しかし、身体を壊してまでやる仕事などあるのでしょうか。

家計の面で、家族の事を考えると辞められないという気持ちは十分理解できます。上司ではなく家族にこそ言いづらい事かもしれません。

しかし時に辞める勇気を持つことは、あなた自身、そして家族にとって、長い人生においてとても大切な事です。そこに後悔が生まれる事などないのです

【関連記事】
ボーナスをもらってから退職ってベストな選択なの?薬剤師は転職時期に注意!

薬剤師採用担当のおすすめ
【2020年3月27日追記】
以下、のんびりと「おすすめ求人サイト」なんて紹介していたんですが、この状況下、かなり薬剤師求人が減少してしまいました。

なぜなら、薬局の経営が患者数減によって一時的に極めて悪化しているため。

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