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薬剤師と就職・転職活動

薬学部4年制卒は6年制の薬剤師よりも転職に不利なの?

薬剤師が6年制になり、その第一期生が社会人になったのは、2012年の春。もう10年以上経つわけです。

「6年制薬剤師=若手」という認識もだいぶ薄れてきましたね。

そのため、薬剤師の転職市場において、4年制・6年制というところで有理不利の差が出てくるのかは非常に気になるところ。

言ってしまえば6年制の薬剤師なら何も問題なく転職活動できますが、4年制は厳しい人が出てくるのも事実です。

6年制薬剤師→転職に問題ない

4年制薬剤師→年齢による。40代後半~は相当厳しい。

端的に言えば、4年制か6年制かという問題よりも、年齢がいくつか次第です。どんな薬局・病院だって、若手人材を希望するに決まってますよね。

とは言え薬剤師の転職事情は、かなり運次第です。つまり「タイミング」「地域」「希望年収」といったところ。

転職を考えているのなら、早めに行動にうつす必要がありますね。

今の仕事が嫌ならば早く辞めたいという気持ちも大きくなります。でも、まずは働きながら条件に合った求人がないか、1,2ヶ月は探してみましょう。

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間違っても転職サイトで求人を探さないこと。上記の様な転職エージェントから求人紹介を受けないと、離職率が高いような地雷求人を踏む確率が高いからです。

4年制薬剤師が不利なのは年齢だけ

私は4年制の時に薬学部を出ています。6年制の薬剤師って、本当に優秀な人が多いですよね。知識もとても豊富です。そうではない人も、山のようにいますけど。

ただ薬剤師としての実務経験からすると、あまり4年制・6年制は関係ありません。それは現場で働いている薬剤師自身が一番よくわかっているはずです。

調剤経験は重要な要素

薬局で薬剤師を募集しているとして、あまりあり得ない前提にはなりますが、

  • 調剤未経験の、35歳の6年制薬剤師
  • 調剤経験豊富な、35歳の4年制薬剤師

どちらを採用するかと言えば、当然経験者の方ですよね。また、もし調剤経験年数が同じだとしても、学歴で採用するというよりは、面接した雰囲気とかでどちらか決まります。

いくら6年制を出て、知識が豊富だって、周囲のスタッフとうまくやっていけなそうな人材なんてどこも要らないですからね。

もっとも言うまでも無く、コミュニケーション能力と調剤経験は、全く関係がありません!

そういう意味では、とても人材として人柄も優れた方が、単純に調剤経験が無いという理由だけで採用に結びつく可能性が減ってしまうのはとても残念な状況といえます。

数年前までは、50代の調剤未経験とかでも、普通に正社員として転職できたんですけどね……。これはもう、時代の流れという事で片付けざるを得ないのかもしれません。

ただ意外と企業求人は時折でているので、そういう所に就職活動を絞って行うというのは得策かもしれませんね。調剤経験は不要ですし。

いくら調剤経験あっても年齢が高いのは非常に不利

これは4年制薬剤師に限らずですが、やはり年齢が高いことは、転職活動においては非常に不利な状況と言えます。これは、6年制薬学部を社会人を経て卒業した人にも当てはまりますね。

言葉を選ばずにいうと、年齢は若ければ若い方がよいのです。経験も大事ですが、やっぱり年齢は超えられない壁。

25歳の調剤未経験薬剤師と、50歳の調剤経験ある薬剤師、どちらが採用されやすいかといえば、圧倒的に前者です。

やはり現状、薬剤師の転職市場においては、40代という所で大きな壁が存在しているというのが現実です。その意味では、必然的に4年制薬剤師が転職で不利な状況になるということも、生じてくるわけです。

つまり繰り返しになってしまいますが、4年制・6年制とかどうというよりも、年齢というところが大きなネックになってきます。

4年制薬剤師が転職活動で不利にならない注意点

とは言え、いくら4年制薬剤師(6年制と比べて相対的に年齢が高い)が転職に不利と言っても、やはり転職する・したい状況は必ず生まれてきます。

それではどのように転職活動すれば、希望条件に近い形で新しい就職先を見つける事ができるのでしょうか。

ポイントとなるのは、3つ。

  1. 幅広く求人探しをする
  2. 年収は妥協ラインをもうける
  3. 少しでも通勤範囲を広げる

こうしたアドバイスも、実際は転職エージェントから具体的にもらえるのですが、ざっくりと解説します。

1)幅広く求人を探すこと

むかし、スマートフォンが普及してない時代(それほど前ではありません)、求人探しは主には新聞の折り込み広告に頼る時代もありました。私もそれで転職した事あります。

ただ今はいかに情報を収集できるかに掛かっていますよね。転職に限らず、情報弱者は何でも損をしてしまう時代です。

スマートフォンやPCで「薬剤師 求人」などと検索すれば、あなたの住む近くの求人もそこそこそれで検索できます。

しかし、それではダメなのです。なぜなら、すでに誰かが目を通している求人ばかりだから。誰かが入社しても、すぐ辞めてしまう人だらけのブラック求人かもしれません。

薬剤師の求人情報で大切なのは「鮮度」です。つまり、新しい求人かどうかですね。

しっかりと新しい情報を手に入れるためには、やはりネットの求人サイト情報ではダメで、きちんとエージェントを通じてタイムリーな情報収集は欠かせません。

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2)年収は妥協ラインも決める

お金を得るために仕事をするわけですから、収入はとても大事です。ただ、今得ている収入と同じくらいかそれ以上かどうかは「いま得ている収入次第」です。

極端なはなし、今の年収が450万ほどでしたら年収を上げるのは簡単ですが、700万だったら年収維持の転職は特に都心部ではかなり厳しいです(地方なら可能ですが)。

ただ「適正年収」というのも難し話であって、例えば【急募】の募集に対してすぐに応募できる状況なら年収交渉も可能です。すぐに管理薬剤師出来るかどうかもポイントですね。

このあたりはなかなか自分自身で判断できない所もあり、すべてエージェントに任せるのが得策です。あなたの転職時の年収に応じ、エージェントにも紹介手数料が入りますから、ある程度お任せでも年収交渉はしてくれます。

でもあなた自身の希望年収はしっかり伝えましょう。ある程度の妥協も大事ですし、しっかり希望を持つのも大切。安く買いたたかれないようにしたいものですね。

4年制卒だと年齢的にもある程度しっかりした収入は確実に必要ですから、まずは自分の希望を提示しつつ、妥協ラインを見つけて行くのもいいかもしれませんね!

3)通勤可能範囲を少しでも広げる

通勤時間なんて、無駄の極みですよね。特に薬局なんて「多すぎる」と言われてしまうほどにどこにでも存在しているわけですから、同じような条件なら遠い所に通勤する必要性はあまりありません。

ただ、よりよい求人を探すためには、通勤範囲を広げてみたいものです。

30分通勤時間がかかる薬局と、60分かかる薬局なら、それは普通は30分で通える所で働きたいと思うのが普通です。

ただ通勤時間が増えた分、例えば年収が増えたり、人間関係がよい職場だったりと、もしかしたらいい求人をみすみす逃してしまう可能性もあるわけです。

ただいくら例えば徒歩3分とか非常に自宅から近い薬局だって、人間関係が悪いような薬局ではとても働く事はできませんよね。

そのため「まずは範囲を広げて求人探し」をして、その中から条件に合う求人・通いやすい薬局を探していく事が転職活動でうまくいくポイントになってきます。

4年制薬剤師は転職は早めに

ここまでお伝えしてきたように、4年制薬剤師・6年制薬剤師どちらが転職に有利・不利ということはありません。

しかし、年齢という部分で、相対的に4年制の薬学部を卒業した人の方が、転職しづらくなってしまう傾向にあります。

転職できないという事は全くありませんが、4年制だと難しくなってしまう事もあるという訳ですね。そのためしっかりと戦略を練って転職活動していく事が重要です。

転職を考えているなら、早めの行動こそが一番大切なのです。

転職するか悩んだら

2024年現在、「将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。

◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい

そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事。そうすれば、また新たな一歩を踏み出すことが出来ます。

今のまま5年、10年働けますか?漠然と不安を抱えたままの人生なんて嫌ですよね。

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