「もう仕事に行きたくないな……」薬剤師がそう感じてしまった場合、どう解決していくのが得策なんでしょうか。薬剤師1年目でも、何年目でも起こりうる悩み。
身近な人に相談しても、対処法としては以下のように返ってくるのがせいぜいです。
- 上司や同僚の薬剤師に相談してみる
- 休みの日にしっかりリフレッシュする
- 異動希望などをしてみる
これでは全く役に立たないのです…!
職場の誰かに相談して解決出来る話なら、そもそも仕事に行きたくないなんていう状況になりません!
仕事に前向きになるリフレッシュ法とか、そんなんでポジティブになれるんなら、誰も苦労はしません!
私も薬剤師として20年近く働いてきて、自分の事だったり周囲の薬剤師をみてきたので良く分かります。解決法するのはなかなか難しいという事を。
趣味でも見つければ、1週間でも仕事休めば、仕事に前向きになれるでしょうか?
不満を誰かに話せば、薬剤師として仕事に面白みを感じられるようになるでしょうか?
答えはNo!です。
複数の薬局で働きながら色んな環境を見てきましたが、薬剤師が仕事に行きたくなくなるというのは、もう環境が悪いとしか言いようがないのです。
環境といっても「人間関係」「会社(職場)」「仕事内容」の3点に集約されます。
あなただって、このうちのどれか1つ、2つは当てはまるのでありませんか?
仕事内容が楽しかったら、人間関係楽しくワイワイやってたら、仕事に行きたくないなんていう事にはならないのです……
薬剤師として、いや社会人として、本当はそれなりに充実した社会人人生を送りたいとは思っているはずです。でも、今の環境ではとてもそう思えそうもない。
それならば、転職するしか無いんですね。
薬剤師は転職が多いっていっても、半数以上の人は新卒から同じ職場で働き続けます。これはその人の頑張りとかではなく、たまたま運良く恵まれた環境で働く事が出来ているからです。
20代のうちに転職する薬剤師だって、1回、2回転職をすれば、それなりに自分に合った職場に出会うので、30代後半以降は転職する薬剤師も減ってきます。
同じ職場では転職を後押ししてくれる人は100%いません。辞められたら人手不足で困るからという理由だけですよね。だけど、人のやり繰りは会社が考える事なので、あなた自身には関係ないんですよね。
今のまま働き続けるのはきついな、そう思うのなら、ホワイト求人を紹介してもらって再スタート切る方が精神的にも将来的にも絶対いいです。
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休んでリフレッシュした上、またやり直すのがベストです。
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いつまで「仕事に行きたくないな」って悩めば良いでしょうか?
せっかく薬剤師として働いているのであれば、転職しやすいというメリットは最大限享受するのが良いんです。
この記事は、上記で終わりです。
行きたくない仕事にこだわる理由はないので、早く新しい環境に身を置きましょう。
でも「行きたくないのは今日だけ」という人がたまたまこの記事をみてくれた可能性もあるので、ここからは少しのストレス解消法を紹介していきます。
転職なんて100%する気はない、という薬剤師だけ読み進めてください!
仕事に行きたくない=肉体的な疲れの場合
薬剤師として働いていると、立ち仕事が多いため、疲れが抜けきらないケースもままあります。特に新人薬剤師に多い悩みですね。
朝ベットで体が重たく、今日は仕事に行きたくない、そう思う事は誰しもあります。
あなたが新人薬剤師であるならば、対処法は1つ。我慢して乗り切れば大丈夫です。
働き初めて3ヶ月目くらいまでは、めちゃくちゃ疲れます!立ち仕事という事もそうですし、そもそも慣れない環境で精神的にも疲れてるはずです。
ただ立ち仕事による疲れならば、しばらくすると100%慣れるので、心配する必要はありません。
30代以降の体の疲れ
薬剤師ならば、まずは体の疲れは薬やサプリなどで解消するのがおすすめです!(ホント?)
本当は休日に適度な運動を~といきたい所ですが、疲れてそれどころじゃないでしょうし、まずは仕事を活かしてが得策です。
私からあえておすすめを紹介する必要もないかな、、、と思いますが。
- ビタミンB1
- アミノ酸
- クエン酸
を中心に、勉強がてらドラッグストア行ってみてください。色んな疲れ対策のものがあるので、せっかくの機会ですから試してみましょう。
栄養ドリンクひとつとっても色んなメーカーから様々なものが発売されてますし、薬剤師としての知識も広がるはずです!
40代以降の体の疲れ
これはもう薬剤師としての業務内容が~というよりも、残念ながら年齢的な要素がではじめています。
さすがに壮年期における疲れでは、サプリでごまかしてガンガン働くというのは時代錯誤になってしまいますから、休日にしっかり休み、かつ適度な運動をとりいれて体調管理をすることが大切ですね。
間違っても休みの日は寝て過ごすだけなんていう事はしないように。ますます疲れが蓄積していきますから。
とは言え、家庭生活もあり、子供と遊んだりとなかなか休まらないのもこの年代の特徴ですよね。
仕事はそこそこに出来るよううまく調整して、ワークライフバランスを整えていきたい所ですね。とは言え薬局は忙しい店舗も多いのが悩みの種なんですが……
50代以降は、のんびり働けるよう、楽なポジション探し頑張りましょう。この年代で疲れて仕事行きたくないとかは普通ですから。むしろ、メンタルヘルスに意識を置いて、無理なく働くという事が大切かもしれませんね。
50代で体壊して働けなくなるのはつらすぎますから。薬剤師としてのんびり働けるような薬局も多いですから、仕事を見つめ直すいい機会とするのも大切ですね。
ミスをしてしまって仕事に行きたくない
調剤ミスなどを起こしてしまうと、仕事に行きたくなくなる。これはよく気持ちが分かります。私も何度もありました。
患者さんに迷惑を掛けた、クレームで強いストレス、上司が怒っているなどなど。仕事に行きたくないどころか、逃げ出してしまいたいですよね。
まず薬剤師としてミスを起こしてしまうのは仕方がありません。起こってしまった事を悔いても仕方ないですし、悩んだ所で何も変わりません。
と、頭では分かっていても、本当につらいものです。自分で解決出来るならともかく、色んな人が絡んでくるとストレスも倍増ですからね。
ただ、まずは業務の範囲内で、しっかり上司の指示に従って行うことが大切です。修羅場になりそうくらい大きな事のように思えても、意外と何とかなったりするものです(私の経験上)。
でもまさに現在進行形でミスから問題に発展してる時は、とてもポジティブに考えられないんですよねぇ……。そのまま仕事辞めようと思ったことも私も何度もありますし、実際精神的に限界かと思って辞めた事もあります。
- 誰もが通る道と思って開き直る
- つらすぎるので逃げる
どちらかしかありません。なるべく解決して働けるならそれに越したことはありませんが、くれぐれも無理は禁物ですね。
なんとなく仕事に行きたくない
これも薬剤師だけの話ではなく、社会人としてよくある話かもしれませんね。明確にこれという理由があるわけじゃ無いけど、仕事行きたくないって事あります。
原因としては以下の事が考えられます
- 薬剤師の仕事が全く面白くない・つまらない
- 精神面の不調
世の中見渡すとやる気を持ってバリバリ活躍してる人って多いじゃないですか。でもそんな人ばかりじゃないですし、何なら何も考えずに惰性で働いている人の方が多いです。それは悪いことではありません。いちいち仕事に多くの熱量入れていては疲れてしまいますからね。
薬剤師は医療に携わる一員としてやり甲斐ある仕事とはされていますが、実際は毎日毎日同じ仕事の繰り返しである事がほとんとです。
ただやっぱり本質的にはですね、仕事なんて大して面白くない事がほとんどです。大部分の会社員は、我慢して通勤して、我慢して働いています。
そりゃ、何となくでも仕事に行きたくなくなりますよね。
それをそうとして(薬剤師としてでも)諦められるなら良いのですが、実際そんなつまらない・仕事行きたくないっていう状況で働き続けるのはしんどいものです。
何かあなたにやりたいことや挑戦したい事があるなら、退屈な毎日を送っているのは人生の無駄!まだ若いなら「冒険」とは言い過ぎですが、仕事を辞めて新しい事に挑戦するのはとても大切な事です。一度しかない人生なのですからね。
薬剤師として仕事に行きたくないと感じているなら、この先ずっと将来も同じ仕事できますか?難しいですよね。
10年後後悔しないように、何のために働いているか振り返るという事はとても大切です。
人間関係のせいで仕事に行きたくない
薬局などスタッフ人数が少ない所で働いていると、どうしても人間関係のほつれは出てきますし、狭い空間のため仕事自体が非常にストレスとなります。
薬剤師の上司・部下という関係だけではなく、お局事務がいるとか、第三者が見たら些細な事と片付けられてしまうような事でも、本人にしたらとても窮屈な思いをしているものです。
ただ人間関係なんてそんなすぐ改善するものでもないですし、冒頭述べたように薬局異動希望をだしてもむちゃくちゃ時間掛かります。あまりに仕事が憂鬱で行きたくないのなら、転職も積極的に視野にいれるべきでしょう。
今の薬局での仕事内容がつまらなくなって、他の薬剤師や事務との関係が良好ならそれだけで意外と仕事はストレスなく出来るものです。
つまらない事で疲弊するくらいなら、新しいスタートを切る事も前向きに考えたいですね。
まとめ
薬剤師が仕事に行きたくなくなる理由によって、様々な対処法があります。即効性があるものものあれば、時間が掛かるものも。
ただ1つ言えるのは、薬剤師は転職しやすいという側面があるため、あまりしんどい思いをしながら働き続ける必要はないという事です。たかが仕事なんですから。
あなたが仕事に行きたくないと思うのは、よくあることです。あまり深く悩まずに、目的に応じて臨機応変に対処しつつ、限界になるくらいなら仕事を変えるという選択肢も積極的に検討していきましょう!
2024年現在、「将来を考えると不安・環境を変えたい」そう感じていても、実際どうすればいいか分からない薬剤師は意外と多いもの。
◎今の職場はつらく逃げたい
◎年収など条件面を重視したい
◎成長できる環境に身を置きたい
◎つらい人間関係を早く解消したい
◎ワークライフバランスを重視したい
そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事。そうすれば、また新たな一歩を踏み出すことが出来ます。
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