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医薬品卸の東邦が挑む!薬局への週1回配送!まさかね‥

医薬品卸の置かれた立場、苦しさというものは過去いくつか記事にしてきました。

薬局の無理難題をこなしてきた医薬品卸はひどく疲弊し、今はその回復段階です。

その状況への理解を薬局薬剤師であればぜひお願いしたいところです。

過去記事①薬局・病院薬剤師なら知っておきたい「流通改善ガイドライン」と「未妥結減算」
過去記事②就活でも考えたい医薬品卸売業の厳しさ

各種メーカーの後発医薬品の取り扱い増加により倉庫が圧迫される事や、配送コストというものは非常に苦しいところで、なんとかして販管費(経費)を抑制する必要があるというのが、医薬品卸の最大の課題です。

そんな折に業界紙で報じられた、医薬品卸4番手、東邦の週1回配送。

現在はグループ内の薬局でそのシステムの検証実験を行っているとのことで、うまくいけばグループ外にも広めていくというスタンスをとり、導入に向けて動き出しています。

親会社に文句の言えない、医薬品卸系列の保険薬局

グループ内薬局(共創未来)での検証では、その薬局で働く薬剤師の方の声も紹介されていますが、「それほど負担もなく問題ない、在庫削減効果も」というような声で、そりゃぁ親会社の取り組みに対して「負担だからやめて欲しい」なんていうコメントは出てくるはずはありません。

もっとも親会社の利益がでないと、子会社の薬局としても待遇、つまり年収や雇用で厳しい状況が生じてしまう面がありますので、仕方がない部分なのかもしれません。



得てして医薬品卸の経営層などは薬局の事など何も分かっていません。せいぜい「私も血圧の薬を薬局でもらっているよ」程度でしょう。

このような取り組みを強制されるなんて、ご愁傷さまとしか言いようがないものの、でもそれは子会社薬局の経営陣、そして薬剤師が自立し立ち上がるべき問題なのです。

言いなりじゃぁ、ダメなんです!・・いや、別に、私は関連薬局では無いんですが。

例えば、私が働いている薬局では午前と午後に2つの卸から納品されていて、結構薬が多いのでオリコンが1日5箱前後です。

それを週1回にされちゃぁ、毎週30箱近い医薬品が1度に納入されるというわけでしょう。

棚卸後のレベルじゃないですか。。。

もぅマヂ無理。。。

確かに配送コスト削減というのは医薬品卸の置かれた窮状からすると、理解できます。しかし、それにしてもどうなのでしょうか。

卸は週7日配送せんかい!

医薬品卸の厳しさについて、理解をしていますし、先ほど紹介した記事にも、そういった厳しさを薬剤師はしっかりと理解すべきだというのが私の考えです

「同じ医療業界」で働く身として。

でもでも、ずっとむかしから、やっぱり喉につかえているものがあるわけです。

薬局も病院も、月曜日から土曜日、いや日曜だって営業している医療機関も多いのに、医薬品卸という医療に絶対欠かせない役割を果たす企業が、月~金曜日勤務の会社員ってとってもおかしいと思うのです。

最低限、月曜日から土曜日はきちんと通常営業すべきなのでは無いでしょうか。

医師の過重労働が大きな社会的な問題になっていて、そういったところに働き方の改革(いや改革でなくてまずは少しずつでも着実な改善でいいのです)をしっかり行政とも一緒になって取り組む事が医療にとっては最も大事な事です。

それと医薬品卸とは別の問題です。別の問題ですが、どこの卸もCSR(企業の社会的責任)では医療を担っているというような事を掲げておきながら、一方では働き方改革という名のもとに、そこでは一般企業の論理と同列に事を進めていく。

最低限、医薬品の毎日の安定供給が出来ないのであれば、医薬品卸は医療など語って欲しくないとさえ感じるのです。

医薬品の安定的な供給、それを過大な要求というのであれば、擁護など出来ませんし、医薬品卸がただの卸問屋に成り下がってしまうかもしれません。

なにも働き方改革などという大袈裟な事ではなく、適切な人員配置、例えばMSの薬局訪問を週1回にして配送に回す、各卸間で配送協力を行う、武田や東和などどこでも扱える(これはメーカーの問題ですが)ようにする。

そんな誰でも思いつきそうな事も出来ない、オトナの事情を抱えた医薬品卸の古い考えこそが、自分たちの首を絞めているという事に気付いていないのでしょうか?

そう、残念ながらきっとエラい人は気付いていないのです。

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